愛は、撮るほどに奪われる

gelatin silver love.jpg 
映画『ゼラチンシルバーLOVE』を観た。
90分の映画なんやけど、セリフは数えるほどしかない。

24時間撮られる女に、宮沢りえ。
女から一時も目を離さない男に、永瀬正敏。

500ccの水で、きっちり12分30秒ゆでた卵を、官能的に食べる宮沢りえは、画面からはみ出すほどのドアップに、じゅうぶん耐えられるほど美しく、そしてエロチック。
セックスシーンなどは一切出てこないのに、めっちゃドキドキするーー。

監督は、写真家の操上和美さん。73歳にして初監督。
さすが写真家。
廃墟のような部屋の光の使い方、構図・・・
1枚1枚の写真を連ねたような映像に、うっとり。

私の大好きな映画『undo』(岩井俊二監督)を、思い出したなぁ。

この記事へのコメント

  • Mue

    今日は、『ゼラチンシルバーLOVE』レンタル解禁になったら是非見てみたくなりました。りえちゃんきれいですね。6日の件ですが、問い合わせたら無料で入れるそうです。楽しみにしてます、がんばって下さい。3日のお勧めあれば教えて下さい。
    2009年04月30日 18:31
  • のりたま

    Mueさん>
    りえちゃん、ほうれい線があるんですが
    それすら綺麗でした。

    3日のオススメ・・・私も教えて欲しいですー。
    2009年04月30日 22:52

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