最近 読んだ本の記録を残しておきたいと思います。
(感想はめっちゃ手抜きです(・ω・A;)アセアセ)


『沖で待つ』 絲山秋子 文春文庫
(出版社 / 著者からの内容紹介)
「おまえさ、秘密ある?」住宅設備機器メーカーに入社して福岡支社に配属された同期の太っちゃんと女性総合職の私。深い信頼と友情が育っていく。そして太っちゃんの死。太っちゃんとの約束を果たすべく彼の部屋にしのびこむ・・・。第134回芥川賞受賞作。
タイトル作品の他に「勤労感謝の日」と「みなみのしまのぶんたろう」を併録。
「みなみのしまのぶんたろう」は、全部ひらがなで書かれていたので
最後まで読めませんでしたー

『熱』 高樹のぶ子 文春文庫
内容(「BOOK」データベースより)
エロスとは摩擦から生まれる摩擦熱。体と体の摩擦、そして不安や同情や苛立ちや嫉妬などの心の内の摩擦、その両方によって引き起こされる激しい摩擦熱…。離婚した新聞記者と生物の高校女教師は偶然の再会から、かつての時期にもまして狂おしく求め合う。現代における究極の愛と官能を追求した問題作。
いや~。 ↑こんなふうに紹介されてますが
そんなにいやらしい記述はなかったです(笑)
元夫婦が再会して、今度は不倫の関係となったとき
夫婦でいたときよりも燃え上がる・・・ふむふむ。


『対岸の彼女』 角田光代 文春文庫
内容(「BOOK」データベースより)
専業主婦の小夜子は、ベンチャー企業の女社長、葵にスカウトされ、ハウスクリーニングの仕事を始めるが…。結婚する女、しない女、子供を持つ女、持たない女、それだけのことで、なぜ女どうし、わかりあえなくなるんだろう。多様化した現代を生きる女性の、友情と亀裂を描く傑作長編。第132回直木賞受賞作。
どうしてなんだろうな。
あまり共感できなかった。
私には、年齢も環境も、全然 違う女友達がたくさんいるからかな。
『欲しいのは、あなただけ』 小手鞠るい 新潮文庫
内容(「BOOK」データベースより)
支配欲をむき出しに、ときに力で組み伏せる「男らしい人」と、家庭を持ちながらもひたむきに愛してくれる「優しい人」。ふたつの恋を思い返すときだけ、わたしはつかの間生者になれた。激しくのめり込み、やがて溺れる恋の欲望を、駆け抜ける文体で描き出し、圧倒的共感を得た注目の恋愛小説。自由よりも、後悔よりも、欲しいのは…。全選考委員が絶賛した、島清恋愛文学賞受賞作。
この4冊の中では、ダントツに気に入った作品。
「あなたの一部になりたい。同時に、全部でありたい」
この一行に、やられた。
せつないっす。
男の人が読んだら、ゾッとするかもしれない(笑)
この記事へのコメント
どきしー
最後の本は安部貞事件みたいな本かしら?笑
のりたま
ここでは「阿部定」
さきほどは「愛のコリーダ」
阿部定をモチーフにした作品はいくつかありますが
私は「失楽園」が一番、お気に入りですw
あっ。
阿部サダヲが大好きでーす[Em137]