届かぬ想いに 胸を痛めて

磨€_家.JPG   谷崎邸.JPG

ひっさしぶりに、神戸へおでかけ♪

3月11日の記事にvetteさんがコメントを書いてくれた、神戸市東灘区にあるR2号線沿いの『味濱家』に行きました(σ・ω・)σYO!!
関西で唯一の家系らしい・・・《家系》って???
調べてみましたら、 横浜で評判の高い『吉村家』を起源とするか、その味のスタイルを模倣した店の一群を家系って言うらしい。ふむふむ。

醤油とんこつ味のスープは、こってりに見えて、しつこくなくて旨い。
私は岩海苔入りにしてしまったから、ちょっとしょっぱくなっちゃったけど。(ノーマルの具は、焼豚・海苔・ホウレンソウ・メンマ)
何より、麺がd(>ω<。)イイ!!!
細麺と太麺を選べるんだけど、もぉ、ぜったい太いほう(*ノωノ)キャー

しかしすごいな、2号線。ラーメン激戦区だな。
つい最近、バイクに2ケツして、2日間で10軒のラーメン屋さん巡りの旅をした長男は、この近くの「もっこす」で食べたらしい。

さて今日は、はるばるラーメンを食べるためだけに、高速に乗って来たわけではなくて・・・
この近くの本山第一小学校に隣接する『谷崎旧邸・ナオミの家』を観に来たのでありまする。
今年の夏には取り壊されるというこの家、今日と明日の2日間限定で、一般公開。
谷崎潤一郎は、作品のイメージにあった住居を探す傾向にあったそうで、この家では『痴人の愛』を執筆したとされる。書の中にも、この住居を思わせる描写がある・・・とのことで、さすがに25年前に読んだ私は、そこまで覚えておらんのだけど「ここで書かれたのかぁ~」と感慨深いものがあった。

『痴人の愛』ってのは、平凡な28歳の男が、15歳のホステス・ナオミを引き取り、自分好みに調教しようとして、最後にはナオミに支配されてしまう・・・という、なんともMの谷崎氏らしい作品で、これを読んだ高校生だった私は「お馬さんごっこが、そんなに・・・???」とナゾを深めていたのでありました。『春琴抄』や『細雪』などと、同じ作者と思えない作品でございます(笑)

そいでねっ、なんと読売テレビが取材に来とってですね。
インタビューされちゃったよぉ~。゚(゚ノ∀`゚)゚。アヒャヒャ
感想を聞かれても、アドリブのきかない私は、しどろもどろで
「いやぁ、天井は高いんですけどね、敷居が低いですねぇ。谷崎さんは意外と小さい人だったんでしょうか」
と、頑張って語ったものの・・・低いのは敷居じゃなくて、鴨居だしっ!
「作品のイメージと、どうですか?」・・・どうって聞かれても・・・
「あはっ。もう一回、読み直してみますぅぅぅぅ」
だめだこりゃ。 なのに、なかなかマイクを離してくれないんだな。
「谷崎潤一郎さんをお好きで、この一般公開に来られたんですよね? 2日間だけの公開ということをご存知だったんですか?」
「もちろんですっ!」
「今日はどちらから?」
「大阪です。あ、大阪の門真市ですっ!!!」
ぐだぐだだ。 ボツだな。 と思いつつ、夕方の読売テレビのニュース番組を録画してしまうのであった。。。

この記事へのコメント

  • vette

    家系は太麺に限ります。関東の家系には太麺しかなく、細麺なんて家系ではありえません。
    2006年04月02日 05:04
  • ヨウチャ

    シュザイ!w
    テレビでたのかー(* ´艸`*)ムププ♪
    みたかったなぁ|ω-*)ポッ
    2006年04月02日 10:56
  • のりぽん

    vetteちゃん>なるほど、そうだったのね。
    聞いてたら食べて、本当に良かったよ~。

    ヨウチャ>むふふ。だからぁ、ボツだって!
    いちおう録画したニュース、見たけどね(笑)
    2006年04月02日 17:40

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