今はまだ悲しいlove song 新しい歌うたえるまで

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『東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~』 リリー・フランキー 扶桑社

今や大ベストセラーとなった、リリーさん初の長編小説。
リリーさんといえば、先に『誰も知らない名言集』を読んでいたので、そのイメージでページをめくったら、いい意味で裏切られました。
強く優しく懐の深い「オカン」と一人息子の「ボク」(リリーさん)と、時々 登場するハチャメチャな「オトン」の物語。

リリーさんの文体は、いい具合に力が抜けていて、笑ったり泣いたり、一気に読んでしまいました。
福岡の方言が、なんともあったかい。

後半は「オカン」が、ガンと戦い、亡くなる・・・という展開なので、私にとって、このタイミングで読んだのは、ちよっとキツかったかなぁ~と思ったり、こんなときだから、読むべきなのかと思ったり。
リリーさんが「オカン」の骨を、自分の体の一部にしようと、思わず食べてしまう場面では、私も由美ちゃんの骨を食べたかったよと、マジで思いました。:゚(。ノω\。)゚・。

でも・・・評判のように、号泣とはいかなかった。
なぜなら、私も二人の息子を持つ母親だけど、「オカン」のような母親には決してなれないなぁ~、でも世の男たちは、きっとこんな母親を理想に思うんだろうなぁ~、というちょっと落ちこぼれチックな気持ち???
長男は、別ルートでこの本を借りて、私より先に読んだらしいけど、感想はあまり語ってくれなかった。気を遣ってくれたのかな(笑)

そして、実はこの「オカン」、うちの相方のオカン(私の姑)と、とってもとっても似ているのである。
まいったなぁ。(つω`*)テヘ
なので、きっとこの本は、相方にとって「初めて泣く本」になること間違いない。

「オカンの人生は十八のボクから見ても、小さく見えてしまう。
それは、ボクに自分の人生を切り分けてくれたからなのだ」
リリーさんの名言です。
でも・・・
私は息子に自分の人生を切り分けるのは、12歳まででいいんちゃうかな~と思ってます。お互いに親離れ・子離れをして、自立することも、大切なんちゃうかと。
なので、もう私はこれ以上、自分の人生を切り分けませんっ(笑) 
女40、これからやっと、自分の人生を生きさせてもらいまっせ~ヽ(`・ω・)ノ !!

この記事へのコメント

  • ぽんぽこ♀

    読まれましたかぁ・・・。我がクラスの(高校)の出世頭ですかねぇ。しかし、東京にいる友達は
    「ちょく々会っているが、全然おごってくれん」とぼやいてました。
    2006年04月04日 22:54
  • 和恵

    スキ-から、帰り1番仲良しの友達ん家に愛犬クッキ-を預かって貰ってたので迎えに行こうと、連絡するのに、連絡取れずどしたかと思ってやっと家に電話が繋がったら、埼玉のお母さん。武田病院に入院してると聞き飛んで行ったら、icuに
    木曜日にくも膜下出血のopeを!びっくり!
    水曜にクッキ-を預けに行った時はまだ仕事から帰ってなくメ-ルで楽しんできてねと
    今のところ、麻痺もなくまだ痛みはあるみたいだけど普通に喋ってます
    毎日仕事帰りに寄ると嬉しそうに笑って「早く和恵ちゃんと遊びたいよ」と話してます。このまま二週間梗塞を起こさなかったら一安心。頑張って!!
    なんだかスキ-前に由美ちゃんが亡くなり、まり子さんが手術。私は遊んでばかりでいいの?と落ち込み。
    やっとのりぽんのプログ読めました。イカボン高松にいるだぁ。なんだか皆に会いたいなぁ
    明日は雨。仕事暇だったらいいのになぁ
    2006年04月04日 23:23
  • のりぽん

    ぽんぽこ♀さん>そりゃー、おごってもらうのを期待する方が、間違ってませんかねぇ?(笑)
    私は、おごってもらうのが苦手です。
    ほんまに気の強い女です。とほほ。

    和恵>まり子さん、無事に回復されるといいなぁ。普通に喋れるんなら、大丈夫っぽい!
    祈るしかできないのが、つらいよね。
    イカボンは高松、ヨッコンは和歌山、千賀子は島根、私が吹奏楽部で仲良しだったまいちゃんは熊本。けっこうみんな遠くに行っちゃって、簡単に会えないのがさみしい。
    今度、まーちゃんと3人で、由美ちゃんちに行こうね。
    2006年04月05日 21:43

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