『NO LIMIT 自分を越える方法』
栗城史多(くりきのぶかず)
サンクチュアリ出版
栗城隊長は、世界七大陸最高峰の単独・無酸素登頂に挑む若き登山家。
私はこの人のことを全然知らなくて
ビレバン(ビレッジバンガード)で、この本を手に取り
美しい写真の数々と、魂のメッセージに
思わず店内で、涙がブワーーーッと出てしまい、即購入。
標高7500メートルから先は酸素濃度が地上の約3分の1、“デスゾーン”と呼ばれる世界。生物を寄せつけない極限の環境で、彼は静かに「孤独」や「恐怖」を見つめ続けた。ソロアルピニスト・栗城史多が山の頂で受け取った、魂のメッセージ集。(「BOOK」データベースより)
ニートだった栗城さんが、山登りを始めたきっかけは
山登り好きの彼女にふられたから。
単独・無酸素でのデスゾーンへの挑戦は、まさに命懸け。
エベレストの頂上を目前にしながら下山する勇気。
「生きてこそのチャレンジです」
登ることよりも大切なこと。。。
こんなインタビューがあります。
「8000メートルをこえて、ひとりで登り続けると相当苦しい。
寒さが厳しく、孤独感もすごい。
そんなとき、苦しみに対抗しようとすると、苦しみはどんどん増していく。
逆に苦しみから逃げても、追っかけてくる。
苦しみは受け入れるしかないんです」
「どうやって受け入れる。」
「単純なんですけれど、苦しみに感謝するんです。
苦しいときに、『すべてに感謝、ありがとう』と言葉に出す。
苦しみに感謝して、ピンチをチャンスにかえていくんです」
そんな彼のメッセージ集は、感謝の言葉であふれていました
すばらしい景色と、世界中の人たちの心を結びたい・・・
そんな想いで、ビデオカメラを片手に登った栗城さんの動画が素晴らしい。
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