西国三十三所・番外札所1

IMG_2615.JPG奈良県桜井市に入り、バスを降りると、
「歓迎ようこそ長谷寺へ」と書かれた
温泉郷の門というか、ゲートがあります。
「総本山長谷寺」と書かれた石柱もあり、近いのかな??と
思いそうですが、ここから5分ほど歩きます。
まずは、番外札所の長谷寺開山堂「法起院」へ。

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こちらは小さなお堂なので、本堂の手前で、立ったまま読経。
時間があまりなくて、境内を見てまわれなかったのが心残り。
「はがき」の由来になった言われる葉書きの木があるそうで・・・
葉の裏に尖ったもので書くと文字が浮かび上がるんだって。見逃しましたたらーっ(汗)

IMG_2634.JPG法起院のご真言は「南無徳道上人」
こちらでは、ご宝印だけいただきました。
御詠歌護符と御影がいただけなかったので、ここに書いておきますー。
「極楽はよそにはあらじわがこころ おなじ蓮(はちす)のへだてやはある」
ご本尊は徳道上人像。


ところで番外札所ってなんでしょう??
その前に、西国三十三所というのは、
観世音菩薩が衆生を救うとき、33の姿に変化するという信仰に由来されていて
それぞれの霊場は宗派はさまざまですが、いずれも観音菩薩を本尊として祀っています。

番外札所というのは、西国巡礼の開始・発展に関係のある特別な寺院のこと。
法起院には、長谷寺の開山に尽力された「徳道上人」が祀られていて
徳道上人は、西国三十三所巡礼の創始者といわれているので、番外札所の1つになったそうです。

法起院を出てからは、商店街を3分ほど歩きます。
一口大に切った草もちや、奈良漬を手に渡してくれるので
モグモグいただきながら本日最後の長谷寺へ。

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