
『パイロットフィッシュ』 大崎善生 角川文庫
えぇぇっと。。。
ひさびさに、泣いちゃいましたぁ。:゚(。ノω\。)゚・。
吉川英治文学新人賞受賞作。
アダルト雑誌の編集長を務める主人公・山崎のもとに、かつての恋人から19年ぶり、深夜に電話がかかってくる。
1本の電話をきっかけに、記憶がよみがえる大学時代の彼女との日々。そして一瞬の再会。
出会いの妙と、別れのせつなさ。
そんな青春の甘酸っぱい記憶を、自分もついつい辿ってしまいました(ノ∀`)ペチョン
今の自分がどれほど過去の自分に影響を受けているのかを・・・
主人公の山崎は、ちょうど私と同じ年頃。
40歳って、そういうことを振り返る歳なのかもしれません。
そういう私も、今年に入ってから、数年ぶり、十数年ぶり、そして20年ぶりに逢った人たちがいます。作者が言うように、一度巡りあった人と二度と別れることはできないのかも知れません。もっと早く逢いたかった・・・と思ったり、あのときもっと勇気があれば・・・と思ったり。ふふふっ。
山崎の大学時代の恋人で、19年ぶりに再会する由希子の言葉に泣けた。
「一度だって正しいと思って歩き始めた道を戻ったことはなかったし、その必要もなかった。それに、もし一度そうすると私はもう二度と前に進めなくなってしまうような気がする。」
私も彼女のように、気が強くて、前しか向けなくて、傷ついたことがあり、傷つけたこともあったかも・・・
今日は、長男の彼女が家に来てました。
かなり長く続いている彼女で、きちんと笑顔で挨拶もできる子です。
私は・・・なんとなく、いつもより階段を登るときに、足音を大きくたてたり、帰宅したらすぐにジャージに着替えるのを、ジーパンのままでいたり・・・と、ちょっぴり意識しちゃいます。
晩ご飯は、ちょっと手抜きで、アサリときのこのトマトクリームスパゲティ&水菜とハムのサラダでした。最近、トマトクリームソースにハマってます。トマト水煮缶と生クリームを使えば簡単に出来まぁ~すd(-ω☆) グッ!!
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