『ギミー・ヘブン～共感覚デヴァイン・スリラー～』
監督：松浦徹 出演：江口洋介、安藤政信、宮崎あおい、小島聖、鳥肌実、石田ゆり子、松田龍平ｅｔｃ
３連休の初日。布団カバーを洗って、掃除して・・・34℃の室内の中で、ＤＶＤを観ました。
人がバタバタ死んで、マーキングで残されるマークとかが気持ち悪かったりしましたが、「共感覚」について、ものすごく興味深い映画でもありました。たぶんnobusanも好きなんちゃうかな～。
共感覚とは・・・英語名ではシネスシージアといい、ひとつの感覚が刺激されると、別の感覚が伴ってしまうという、五感が入り混じる特異な脳の感覚のことをいうそうです。
味に形を感じる。音に色が見える。白黒に印刷された数字のひとつひとつがカラフルに見える。
10万人に1人という、この共感覚をもつ人たちは、まったく正常に暮らしており、本人が告白しない限り共感覚者かどうかを見分ける方法はない。カンディンスキーやナブコフ、スティービーワンダー、マイルス・ディビス、宮沢賢治などが、共感覚を持っていたとのことで・・・。
共感覚者同士でも、同じ風に感じることは無いらしく、自分と同じように世界が見えてる人がこの世にいない。 まわりの誰にも理解されず、この国が「無人島」だと思えるほどの孤独感・・・。
でも、そんなすごい確率なのに、同じ様に感じる人と出会ったら…？ それがこの映画のラストシーン。
「数字の1はレンガ色、大きな雨はガーベラの花に見える」その感覚を共有できる二人が、ついに出会ってしまい・・・突然振り出した雨が、全てガーベラの花に変わってしまう映像が、とても美しくて、涙
でした。本当にこんなふうに雨粒が見える人がいるんでしょうかねぇ～。江口洋介は飯田譲治脚本・監督の「アナザヘヴン」も良かったなぁ～。
鳥肌実のテカテカのポマードもなんだか良かったですｗ
宮崎あおいちゃんは、これからも見逃せないっす。
さてさて夏といえば、そうめんでしょd(-ω☆) ｸﾞｯ!!
冷シャブをのせたり、ツナと野菜をたくさん入れるそうめんも好きですが、お昼だったら、こんなシンプルなそうめんも、いいっすよね～。
一気に涼しくなりました☆
この記事へのコメント
Nobusan
そんな特殊な能力を持たない私からしてみれば、
『なんてアーティスティック！』と不謹慎にも思ってしまったりするのですが、
実際は御苦労も多いのでしょうね。
絶対音感にも憧れたりしますが、絶対音感がある人はある人で苦悩があるそうですし。
（繁華街などの音がたっぷりの場所に行くと、片っ端から頭の中で「ドレミ」に変換してしまうので、気が狂いそうになるのだそうな・・・）
是非是非このDVD、借りてきたいと思います！
私が好きなのは『レナードの朝』という映画なのですが・・・
ロビン・ウィリアムズ演ずるセイヤー医師（実在の人物で、しかも実話なのです）が、
３０年も半昏睡状態にある嗜眠性脳性患者達に新薬を投与し、
彼らを奇跡的に目覚めさせる、という話なのですが・・・
有名なので御存知かも。。。
のりぽん
でも、その孤独感は、想像を絶するものに違いないんでしょうね。
みんなが可愛いって言う、キャラクターなども、グロテスクにしか見えないなんて。
『レナードの朝』は、知らなかったので、是非観たいと思いま～す！
また、私の好きそうな映画情報があったら、教えてねっ！