さぁ 何もかも夏のせいにして 打ちあがれ

????????.jpg    ??〓????.JPG

『十八の夏』 光原百合 双葉文庫

もっともっと、この人の書いた作品を読みたいっっっ!
読み終わった時の感想です。
裏表紙に書かれた≪「恋しくて恋しくて、その分憎くて憎くて、誰かを殺さなければとてもこの気持ち、収まらないと思った」
--切なすぎる結末が、最高の感動をよぶ物語。第55回日本推理作家協会賞を受賞し、「2003年版このミステリーがすごい!第6位」にもランクインをした珠玉の連作ミステリー、待望の文庫化!! ≫という文字に惹かれて買いました。
花(朝顔、金木犀、ヘリオトープ、夾竹桃)をテーマとした全4作のミステリー。
見逃してしまいましたが、7月17日にTBSのスペシャルドラマ「恋愛小説」の原作でもあったようです。(監督:豊川悦司、主演:観月ありさ、石垣佑磨)

1編目の『十八の夏』
廃屋と間違われそうな、地震でもあれば真っ先に倒壊しそうなアパートに、突如 引っ越してきたデザイナー(25歳の女性)の、殺風景な部屋の物干し台に植えられた4鉢の朝顔。
「名前もちゃんとつけてるの。右からお父さん、お母さん、僕、私」
そのセリフに、思わず笑っちゃったのですが・・・
実はキャ━━(*ノωノ)━━ァ!!
でも、怖いミステリーではありません。せつなくなるような青春小説に、ミステリーのスパイスをぱらぱらっと。そんなおいしい感じです。

2編目の『ささやかな奇跡』は、純粋な恋愛小説。
35歳のバツイチ男と8歳の息子、そして傷ついた過去を持つ女性との・・・・
あぁ、この息子が、実にいいっ。
やっぱね。私はこの年頃の男の子が最高に好きっ!
つらくても、しんどくても、カブ隊のリーダーをつづけている最大の理由がソレです。

十八の夏って、きっとみんな、いろんな思い出があるんやろな。
私は12月生まれやから、社会人1年目の夏。
レンタカーを借りて、女の子をたくさん乗せて、あちこちドライブ行ったり、週末のたびに、月曜日や金曜日に有給休暇を取って、2泊3日で近場の海に泊りがけで行ってました。
そんな自由のきくステキな職場、なんで1年でやめちゃったのかなぁw

長男は7月生まれだから、まさに、今が十八の夏。
9月の文化祭の練習で、夏休み返上して朝から晩まで学校に行っています。

さて、石川県のジャンボリーに行った次男の様子を見に、今日は相方が、日帰りで能登半島の先端まで行ってます。
写真右は、今年の大阪連盟の派遣隊チーフとキャップです。
千成瓢箪(せんなりびょうたん)をモチーフにしているそうで、けっこう可愛いなぁ。これを「わらしべ長者」のように、いろんな地域のスカウトと交換していくのですが、どんな宝物を手に入れて帰ってくるのやら。8日が待ち遠しいです。

明日とあさっては、門真六中グランドにて、門真まつりが開催されます。
ボーイスカウトでも、模擬店を出店します。私は明日、パレードに出席したあと、そのままお店の手伝いに。
おヒマなら、来てねぇ~(yωy*)ポッ

この記事へのコメント


この記事へのトラックバック