南禅寺から少し歩いて、「秋はもみじの永観堂」の永観堂禅林寺へ。
総門を入ると、中門の手前に受付があります。
こちらは拝観料がちょっとお高い(1000円)のですが
みやこ漫遊チケットについてきた京都観光ガイドマップについている優待券で100円引き
大玄関から入って
鶴寿台、古方丈、瑞紫殿、釈迦堂と見学します。
瑞紫殿には火除けの阿弥陀さま。
ここに囲まれたお庭、とても風情があります。
ススキと・・・あれっ。カキツバタ??
写真をクリックしたら、左下のほうに、うっすら紫の花・・・
釈迦堂の前庭には、盛り砂。
写真右下に見えるのが、釈迦堂から見た唐門(勅使門)。
山の斜面に沿うように、らせん状になった木造階段・臥龍廊を昇って開山堂へ。
開山堂から見える御影堂。
臥龍廊の途中には、水琴窟があり、石に水をかけると
水滴が清らかな琴の音をかなでます。
阿弥陀堂(本堂)で、みかえり阿弥陀さまを拝みました。
高さは77cm。
正面から見ると、少し遠くてわかりにくいのですが、
右に回り込んで近づくと、
厨子の右側が開けられており、振り向かれた優しいお顔を拝むことができました。
左後ろを振り返っておられるのは
自分よりおくれる者たちを待つ姿勢。
自分自身の位置をかえりみる姿勢・・・などなどの表れだそうで
日本でも一体だけだそうです。
こちらは葉先が3つに分かれている珍しい松の木「三鈷の松」。
この松の葉を持っていると、「智慧」「慈悲」「まごころ」の
3つの福を授かるといわれています。
帰りに、売店のところで1本いただきました。
急な参道を登って、多宝塔へ。
私は裳階平面が方形、中央部平面が円形の多宝塔が大好きなんですが
こちらの多宝塔は、高いところにあり、同じ高さから離れてみることができないので
近くから見上げると、多宝塔っぽくありません。
でも、眺めはかなりよくて、京都市内が一望できました。
遠くから見ると、多宝塔の形がわかりますね。
御影堂(大殿)では、何か行事が行われた直後だったようで
たくさんの僧侶たちが、移動していかれました。
放生池。
再来週あたり、お天気がよければ、紅葉が水面に映って、キレイなんやろなぁ。
人が多かったらイヤだなぁと思って
わざと紅葉シーズンの前に来たんですが
やっぱり紅葉が見たくなっちゃいました
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