年末年始に読んだ6冊。
『宿命』 東野圭吾 講談社文庫
高校時代の初恋の女性と心ならずも別れなければならなかった男は、
苦闘の青春を過ごした後、警察官となった。
男の前に十年ぶりに現れたのは学生時代ライバルだった男で、
奇しくも初恋の女の夫となっていた。
刑事と容疑者、幼なじみの二人が宿命の対決を果すとき、
余りにも皮肉で感動的な結末が用意される。
Aちゃんから借りた本。
やっぱ東野圭吾さん、おもしろい。
「あ! そうか~」と思って
最後の最後に「えっ!? そうやったんか~!!」の二段落ち。
『どれくらの愛情』 白石一文 文春文庫
5年前、結婚を目前に最愛の女性、晶に裏切られた正平は、
苦しみの中、家業に打ち込み、思わぬ成功を収めていた。
そんな彼に突然、電話が。再会した男と女。明らかにされる別離の理由(表題作)。
目に見えるものだけでは分からない「大切なもの」に気づくとき、人は感動に打ち震える。
表題作の他3作を収録した傑作恋愛小説集。
こちらもAちゃんから借りました。
「20年後の私は」「たとえ真実を知っても彼は」
「ダーウィンの法則」「どれくらいの愛情」の4編。
表題作が良かった。
静かな愛の深さ・・・に感動。
『家政婦のミタ エピソード・ゼロ』 日本テレビ放送網
7人の証言…晴海家政婦紹介所所長・晴海明美、近所の女性、小・中学校の同級生、親しかったと語る男性、弟の元彼女、亡き夫を知る友人、ママ友達が、三田灯を語る。
最終回の直前に読みました。
ふだん、ほとんどTVドラマを見ない私が
珍しくハマって、毎週見てたんやけど
いつもほろ酔いで見てるもんだから
忘れているところが多々あって、それを確認できたのが良かったな~(笑)
あと3冊は記録のみ・・・
『俺、南進して。』 町田康(小説)・荒木経惟(写真) 角川文庫
『謎解きはディナーのあとで』 東川篤哉 小学館
『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの「マネジメント」を読んだら』 岩崎夏海 ダイヤモンド社
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