いよいよ 比叡山延暦寺です。
といっても、延暦寺という名のお寺があるわけではなく、
標高848mの比叡山全域を境内とする「三塔十六谷」。
三塔というのは、「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」という
3ケ所のエリアのことで、延暦寺総本堂の根本中堂は、このうち東塔にあります。
延暦寺バスセンターでバスを降り、東塔(とうどう)エリアから参拝。
鐘楼の「開運の鐘」を鳴らして、大講堂へ。
参拝後、構内の売店を見ると・・・
この延暦寺には、10ケ所も御朱印所があるんですね!!
無地の朱印帳を買って(お遍路で使っているのは、西国三十三所専用のもの)
さっそくご朱印をいただきました。
国宝・根本中堂(こんぽんちゅうどう)へ。
中堂内に入ると、内陣はもちろんのこと、外陣・中陣も全て写真撮影禁止です。
ご本尊様が安置されている内陣は、中陣より3m低い石敷きの土間になっていて、
冷気が立ち上ってきます。
手を合わせている私たちと、ご本尊様の高さが同じという珍しい構造。
仏も人もひとつという仏教の「仏凡一如」の考えを表しているのだとか。
薄暗い中に光る「不滅の法灯」の大きさに、圧倒されます
僧侶の方が、お供え物(?)を運んだりされているお姿が
まるで映画のワンシーンのようで、心が震えました。
中堂から出ても、しばらくは興奮がおさまらず。
良かったねー、良かったねーと、何度も感動を噛みしめました。
根本中堂の東側、急な階段を昇ると、文殊楼(山門)があります。
門の内部(2階)に文殊菩薩様が祀られているので、上ったのですが
階段というより、はしご!
降りるときは、そうとう怖かったです(汗)
大黒堂。
萬拝堂。
戒壇院(重文)。
最後はオマケ。
戒壇院の近くにあるボーイスカウト大津第12団の石碑の前にて。
三指の手のひらの向きが、おかしいのはご愛嬌ってことで
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