3月12日に骨折して、M病院入院。16日に腕の手術。
4月4日に退院して、そのままM市の老健(老人保健施設)に入所。
そして5月29日、K市の住宅型有料老人ホームに入居。
引越しの日。
老健に迎えに行き、3日分の薬をいただきました。
親しくしてもらっていた他の入所者さんに、義母自ら お別れの挨拶を。
義母よりもずっと年長の車椅子に乗った女性が
「あなた、いつもヨロヨロしてるから、こけないようにね。心配やわぁ。
ねぇ、もう会えないんかしら。 これが一生の別れになるの?」
私はなんとも言えない気持ちになったのですが
義母はとまどうように「このたび引越しすることになりまして・・・」と繰り返す。
さきほどの女性が、少し涙ぐみながら私に
「本当にまた来て下さいね」と・・・
感傷に浸る間もなく、義母と一緒に 福祉用具を扱う薬局に行き
室内履きを購入。
施設生活になってから、足のむくみが尋常ではないのだ。
サラダバーのあるファミレスでランチ。
義母はサラダが大好きなのだけれど
老健も老人ホームも、生野菜が配膳されることはない。
そしてホームへ・・・
個室にはトイレがあり、小さな流し台がついている。
ベッドは介護用のものをレンタルし、
事前に 自宅で使っていた布団を夫が運びこんでいた。
洋服を入れるチェストも購入して搬入済み。
いったん義母を部屋に残し、足りないものを買出しに。
買出し後、部屋に戻り、家具の組み立て。
ベッド横に置くサイドボードと、テレビ台、それからトイレの整理ラック。
夫が組み立てていく横で、私が板を渡したり、ボルトを渡したり。
ゴミを分別しながら片付けていったり。
私たち二人のテキパキとしたやりとりが、義母にはとても気持ちよかったみたいで
「あんたら、阿吽の呼吸やなぁ!!」と、とても喜んでくれました

サイドボードには、化粧品や、お湯のみやコーヒーなどを。
流し台には、洗面器、はみがきセット、食器洗剤とスポンジを。
洗濯カゴ・ハンガー・洗濯バサミ・ハンガーピンチ・タオル干し。
トイレラックには、トイレットペーパー・トイレ掃除ブラシ・洗剤・消臭剤。
テレビ台には、テレビとミニ冷蔵庫。
部屋のドアの取っ手には、目印になるように
あらいぐまのぬいぐるみをぶら下げ
部屋を入ってすぐの壁には、義母が描いた仏画を飾り
そしてお気に入りの、黒猫のぬいぐるみをベッドにスタンバイ。
これで部屋を間違えることはなさそうですd(-ω☆) グッ!!
私は老人ホームとの契約後も、なんとなく ウジウジとした気持ちでいました。
本当にこれでいいのかな・・・と。
でも初日の義母は、とても喜んでくれて、私の迷いも吹き飛んだ気がしました。
入居2日目&3日目の義母は、パニックを起こし、せん妄状態。
私は仕事で会いに行けなかったのだけど
帰ってきた夫の顔を見たら、想像できました。
入居4日目には、ほぼ落ち着いたようで、
帰宅した夫にも、ようやく笑顔が戻りました。
そしてこの土日
転居前と、ほとんど変わらないテンションの義母に、安心しました(*^_^*)
時間や日にちがわからなかったり、言おうとしたことをすぐに忘れてしまったり
ときどき心配になるようなことを言ったりしますが
夫が買ってきたヨモギ餅や、私が入れた熱い日本茶を
おいしいおいしいと、喜んでくれました。
足のむくみも、少しマシになっていました。
明日は、義母が苦手な 入浴日です。
ちょっと心配・・・
この記事へのコメント
国籍不明の謎の東洋人象遣い
それなら、共用スペースに出てこないと周りが心配して覗きに行くだろうから安心かも。
のりたま
実際に1軒の家をシェアしているところもあるかもしれませんが
義母が入居したところは、施設ですねぇ。
住宅型というのは、建物の形ではなく
介護の受け方の違いというか…
施設にいながら在宅介護を受けるのが住宅型で
介護つき老人ホームは、介護する人も施設の従業員というか…
うまく説明できなくてすいません。