一休寺の次は、同じく京田辺市にあります壽寶寺(じゅほうじ)へ。
小さなお寺さんなんですが、こちらには千本の手を持たれる観音様が安置されています。
通常、千手観音というのは、手が42本。
胸前で合掌する2本の手を除いた40本の手が、それぞれ25の世界を救うもので、
「25×40=1,000」であるとされているためです。
でも実際に、千本の手を表現されている観音様がおられます。
奈良の唐招提寺、大阪の葛井寺、そして京都の壽寶寺です。
葛井寺の千手千眼観音様は、毎月18日にご開帳があり
2010年12月に、お遍路巡礼で拝ませていただいたことがございます。
壽寶寺さんには、行く前に 電話連絡をしました。


観音堂を開けていただきまして
千本の手と眼の、観音様とご対面!!
しばらくすると、女性が来て下さって
観音様について、お話していただき、そして・・・・・
「観音堂の扉を閉めますので、夜の雰囲気を味わってください」
真っ暗になったお堂。
光に照らされたお顔が、さきほどまでのお顔つきとは、全く違います。
観音様の眼が細くなり、口を閉じ
なんだか優しいのてす。
感動



そしてもう一ケ寺。
観音寺へ。
火事に見舞われて、伽藍は、本堂しか残っていないということでした。
受付と書かれた、ご住職のご自宅の呼び鈴を鳴らし、案内していただいた本堂。


中に入ると、扉を開けて下さいました。
めっちゃ美人の十一面観音様(国宝)。
木心乾漆造という造り。
木彫象に、漆を塗り重ねたものだそうです。


鹿の子百合がキレイでしたー。
正統派の美仏

阿修羅好きの方は、ぜひ 足を運ばれたら。

般若心経手ぬぐい。
いろんな種類があるようで
最後のギャーテイギャーテイのところは
カエルがデザインされていますが
お寺に展示されているものは、嘔吐(ゲー)の様子が描かれていました。
なかなか楽しいっ。
この記事へのコメント