昨夜は私が崇拝している、トゥジュール・サクソフォン・カルテットの演奏会へ。
このところ演奏会というのに、なかなか行けなくて
“サックスでリラックス”公演は、1年4ケ月ぶりです。(ごめんなさい)
『阪神大震災復興祈念コンサート2012「秋」
~サックスでリラックス~』
西宮アミティホール。
トゥジュール・サクソフォン・クァルテット&大島忠則
特別出演/島崎央子(ピアノ)
いっぱい書きたいことがありますが、まずはセトリから。
第1部
「マイ・フェア・レディ」より踊り明かそう(SAT&Pf)
「悲愴」より/ベートーヴェン(STB&Pf)
舟歌(S&Pf)
酒と泪と男と女(T&Pf)
夜霧よ今夜もありがとう(B&Pf+T)
火祭りの踊り/ファリャ(SAT&Pf)
世界中のこどもたちが(STB&Pf)
ヘイ・ジュード(SAT&Pf)
上を向いて歩こう(ST&Pf+全員合唱)
第2部
~島崎央子・ピアノ独奏~
ノクターン第20番『遺作』/ショパン
練習曲『悲愴』/スクリャービン
2台のピアノのための協奏曲より/バッハ
タイム・トゥ・セイ・グッバイ
セプテンバー
月の砂漠(オカリナ&A+Pf)
誰も寝てはならぬ
痛快!お茶の間劇場/大島忠則 編集
(徹子の部屋・ロート製薬・タケモトピアノ・必殺仕事人etc...)
サライ
アンコール
You Raise Me Up
マツケンサンバⅡ
第1部は、いつもはアルトサックスを担当しておられる森下知子さんが出られず
男性ばかりという、かなりレアなステージになりましたっ
辻本さんはずっとソプラノでしたが
雄太さんはテナーとアルトを持ち替え
山添師匠もバリトンとテナーを持ち替えで吹かれたので
今回は、楽器編成を略語で書いてます。
師匠のテナーって、あんまり聴いたことなかったので
(ずいぶん前に、吹奏楽で聴かせていただいて以来かな?)
とっても新鮮な感じでした。
音色って、不思議なんやけど、人柄が出るなぁ~って思います。
師匠のテナーは、誠実で、とっても優しい音色でした
バリトンも素敵やけど、テナーもほんとに素敵に吹かれるなぁ~
さてさて、第2部のピアノ独奏のあと、イスと譜面台が運ばれてきましたが
やっぱり3人分・・・
森下さんは、本当に出てくれるのかな??
そして始まった「タイム・トゥ・セイ・グッバイ」
お三人はソロの部分の後半から、四方に散らばって後ろ向きに・・・
あっ下手のドアが開いてるぞっ。
そして響いてきたアルトサックスの音色
森下さんの登場ですー!!!
思わず涙腺、全開
あぁ~。 今、書いてても涙が出る。
森下さん、9月のはじめに、左眼球摘出という大手術をされ、
演奏会前日に退院されたばかりなのです。
(森下さんのブログはコチラです)
それでも 元気な様子を見せて下さって、演奏もいつもの森下さんの音。
森下さんのこの言葉が忘れられません。
「左目を失いましたが、サックスを吹くために必要なところは
どこも悪くありません。これからも音楽を届けていきます」
(後半、ちょっと 言葉が違うかったかもしれません)
そのあとは、ちょっとしんみりした空気を一蹴するように
セプテンバーでノリノリに。
後半は、いつものトゥジュールの 笑いあり、聞かせどころありの
楽しく癒されるステージとなりました。
そしてアンコール・・・私の大好きな「You Raise Me Up」
また涙腺がやられてしまいました。
急いでいたので、マツケンが終わったと同時に会場を出てしまい
メンバーのみなさんに、ロビーでお会いできなかったのは残念でしたが
今回は、カンパもいつものX倍、がんばりました(笑)
どうかこの演奏会がこれからも続きますように・・・
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