私の友達、由美ちゃんが亡くなったのは、１年前の3月28日。まだ1年というか、もう1年というか・・・
ダンナ様は、由美ちゃんのお骨は、ずっと家に置いておきたいとおっしゃっていましたが、先月、宇治にお墓を建てたよ・・・と連絡をいただきました。
宇治の高台にある宇治霊園というところの『榊』区域、５列目１３番目。
墓石には、由美ちゃんのご両親のお名前が、赤い文字で書かれています。
寄り添うように建てられた墓誌に・・・
由美ちゃんの戒名《春室由阿信女》
秋川雅史さんは『千の風になって』で歌っています。
私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に 千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています
そう、この歌詞に救われたものです。
だけどやっぱり・・・ピカピカの石の前で、由美ちゃんとたくさん話して、やっぱりビービー泣いてしまいました。
霊園を出ると、すぐ近くの公園の駐車場へ。
昨日、ちょっぴり予告めいたことを書きましたが、ＳＡＸを取り出しました。
車から降り、桜の木の下で、お墓に向かって吹きました。
由美ちゃんと私が大好きだったサザンの『TSUNAMI』です。
涙こらえて、最後まで吹きました。
ＳＡＸでは先輩の由美ちゃん、どうですか? ちょっとは私、上手くなった?
そして・・・
振り返ると、いつのまにか たくさんのギャラリー!!!
スポーツ少年少女たちが、いっぱいいました。
ひぇ～～～。見てるよ。
オバサン、あわてて退散。
場所を移動して、今度は車の中から、窓を開けて吹くことにしました。
楽譜はないけど、即興で思いつくままに
『勝手にシンドバッド』『私はピアノ』『いとしのエリー』『いなせなロコモーション』『Ｃ調言葉に御用心』『Ya Ya (あの時代を忘れない)』などなど。
いっぱい好きな曲はあるのに、意外と出てこないモンやね。
サビの部分を吹いて、う～ん・・・
きっと、由美ちゃんはズッこけてたハズ!!!
でも、私たちはお笑い好きの楽天家コンビやったから、喜んでくれた・・・と思うよ。
また来るね。
本当は・・・さみしくてたまらない。
由美ちゃんを思い出さない日なんてないよぉぉぉ。
今夜は、吹奏楽団の練習日やってんけど、泣きすぎて頭や肩が痛くなり、お休みしちまいました。ごめんなさい。
この記事へのコメント
たみぞう
きっときっと高い所で喜んでると思いますよ！
sora
でもこんなに想っててくれる人がいるのです。きっと喜んでくれてます。TSUNAMIだって聞いてくれてます。
隆之
おじさんのサックス
『TSUNAMI』は彼岸のお友達の耳に届いてます。
私､最近考える様になりました、
人間､この世に生を受けた瞬間から、
一生懸命､死に向かって生きるのが人生、
ただ少しの早い遅いがあるだけのこと･･･、
先に逝った人､後からくる人を優しく待受けいる。
のりぽん
ありがとう☆
由美ちゃんは、高校１年生の時からの、とっても大切な友達やってん。
子育ても落ち着いて、またこれから一緒に旅行でも・・・と思っていた矢先のことでした。
soraさん＞
大切・・・そう、一番長くて、とっても大好きな友達でした。
TSUNAMI、もっと上手に吹けたら良かったんですけどね(泣)
のりぽん
さっそく読んで下さったんですね。
ありがとうございます。
昨夜いただいたメール、またまた号泣してしまいました。
隆之さん、由美ちゃんの分まで、生きて下さい。
子供たち、思春期とは思えない明るくいい子に育ってますね。さすがです。
どうか、由美ちゃんとの大切な子供たちのために、前を向いて歩いていって下さい。
のりぽん
そうですね・・・
それにしても、由美ちゃんが向こう側で一人で待っているのかと思うと、そんなに早く逝かなくても・・・と思わずにいられません。
今も、メールしたら返事がきそうな気がします。
電話したら、声が聞けそうな気がします。