関西2府4県の、花がご縁のお寺。 素敵ですね!
本日最終参拝は京都市内にある、関西花の寺二十五霊場第13番札所・法金剛院へ。
JR嵯峨野線「花園」駅からすぐ。

表門も中門も、簡素な雰囲気です。

中門の手前には、沙羅双樹の花が咲いています。

沙羅双樹を見ると、必ず「平家物語」を暗唱したくなります( *´艸`)
祇園精舎の鐘の声 諸行無常の響きあり
沙羅双樹の花の色 盛者必衰の理をあらわす
奢れる者も久しからず ただ春の夜の夢の如し
猛き人もついには滅びぬ ひとえに風の前の塵に同じ
書院(写真手前)と、礼殿(写真奥)の前には、ハスの鉢植えがたくさん。
世界中のハスが集められているそうです。

「苑池」と呼ばれている池泉廻遊式庭園にもハスがたくさん。
池のほとんどがハスの葉でうめつくされていました(写真中央の薄緑色の部分)。

あと1ケ月ぐらいしたら、きれいなんやろなぁ!
花しょうぶ。

もう少ししたら、あじさいも楽しめそうです。
礼堂の奥に仏殿があり、ご本尊の阿弥陀如来坐像、十一面観世音菩薩座像などが安置されていました。
十一面観世音菩薩様がおさめられている厨子は重文指定されていて
三方開きの扉には、十二天が描かれています。
いただいた御朱印。

しだれ桜や紅葉の季節にも訪れてみたいお寺です。
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