最近読んだ本、まとめて。
『蝶』 皆川博子 文春文庫
この本、たしかamazonの「あなたにおすすめ」的な感じで紹介されていて
買ったと思うんやけど、なかなか難しかった(;´・ω・)
BOOKデータベースより↓
現代最高の幻視者が、詩句から触発された全八篇。夢幻へ、狂気へと誘われる戦慄の短篇集。
『風に立つライオン』 さだまさし 幻冬舎文庫
これは原作を先に読んで、次に映画(DVD)を観たので
とてもわかりやすく、感動も大きかった!
原作は、序章と終章と、あと3章に分かれていて
この第3章が、映画ではほぼカットされている東北の震災の話で
私は実は、この小説の中では、第3章が一番印象深かった。。。
『鴨川食堂』 柏井 壽 小学館文庫
板前の父と探偵の娘が営む看板のない食堂は、思い出の味を再現してくれるという。
食べ物に秘められた、作り手の想い・・・
これ、NHKのBSでドラマ化されてたんですねぇ。観たかったなぁ。
『ストーリー・セラー』 有川 浩 幻冬舎文庫
「Story Seller」に発表された「Side:A」に、単行本のために書き下ろされた「Side:B」を加えた完全版らしいのだけど、私はこの「Side:B」はない方が良かったと感じました。
BOOKデータベースより↓
小説家と、彼女を支える夫を襲ったあまりにも過酷な運命。極限の決断を求められた彼女は、今まで最高の読者でいてくれた夫のために、物語を紡ぎ続けた―。
『トリツカレ男』 いしいしんじ 新潮文庫
何かにとりつかれると、夢中になってしまう男の物語。
これ、ラブストーリーなんやけど、童話だと思う。
読んでいるあいだじゅう、ずっと宮沢賢治みたいだと思ってた。
宮沢賢治といえば「注文の多い料理店」が一番好き(〃▽〃)
『ペンギンと暮らす』 小川 糸 幻冬舎文庫
いつかペンギンと暮らしてみたいと思っていた糸さん、同居人のご主人をペンギンだと思うことにした・・・ということで始まるエッセイ。
「糸通信」という、糸さんのサイトの中の「ペンギンと暮らす」というブログの2007年分の日記に、加筆・修正されたもの。
「美味しくて、愛おしい毎日、ここにあります」という帯が、まさに言い得てます。
わー。もう3月なのに、今年初の読書記録とは・・・
幸せなことなんやけど、通勤電車が片道10分ぐらいなので、なかなか進まない。
そして次の日になると、前日に読んだところを忘れてて、再び読んだりするんよね(;^ω^)
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント