レヴェナント

今年初の映画です。
レオナルド・ディカプリオ主演の『レヴェナント 蘇えりし者』
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ディカプリオくんが5度目のノミネートで、念願のアカデミー賞を受賞!
というニュースを見た時から
絶対に映画館で観たいと思っていたんです。
2時間半という長い映画なので、途中でトイレに行かなくていいように
水分を控え、レッグウォーマーをつけて観ました!

でも。 映画館で観て、良かったのか・・・悪かったのか・・・
なぜ「R-15」指定なのか、もっと下調べしてから行くべきでした (lll-ω-)ズーン
私、小説はけっこう残酷なものも大丈夫なんですけど
映像となると、からっきしダメなんです。
ドラマの手術シーンでさえダメ。 内臓とか、ほんまに無理。

この映画は、とても素晴らしいと思います。
大自然の美しさと厳しさに、圧倒されます。
ディカプリオの迫真の演技に感動します。

でも眼を覆いたくなるシーンがあまりに多すぎました。
グラス(ディカプリオ)が熊に襲われるところ、リアルすぎて怖すぎて
悲鳴をあげそうになりました。
そして馬の・・・あのシーン(これから観る人もいるので伏せておきます)
私はとうぶん、トラウマになりそうです。
今も思い出すと、鳥肌が立ち、震えがきます。

それでもやっぱり
映画館で観るべき映画だと思いました。
マイナス25℃の極寒の地で、自然光だけを使って撮影された映像の美しさには、何度も息を飲みました。
ベジタリアンのディカプリオが、バッファローの生レバーを食べたり
凍える川に入って、魚をつかみ取り、生きているまま食べたり
この映画のために、1年半をかけてヒゲを伸ばし、格闘シーンで鼻を骨折まで。
衣装もすごいです。
この時代にミシンはなかったからと、全て手縫いで作られたとか。

主人公のグラスは、19世紀に実在した人物で、熊に襲われ、瀕死の状態で
仲間から見捨てられるも驚異の生命力で生還した・・・と、ほぼ実話。
私は歴史に疎いのですが、この時代のアメリカのこと
歴史背景がわかる人には、もっともっと深い映画なんだろうなぁ。

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