奈良 興福寺 国宝特別公開2016
五重塔/三重塔 初の同時開扉!
ということで、朝一番に行ってきました西国四十九薬師霊場第4番札所・興福寺。
まずは五重塔。
5回の被災、再建を経て、1426年頃に再建されたもので、塔高50.1mの本瓦葺き。
東に薬師如来さま、南に釈迦如来さま、西に阿弥陀如来さま、北に弥勒如来さまが安置されています。
そして三重塔。
こちらは以前、南円堂と北円堂のご開帳の際に、南円堂の回廊から撮影した写真の方がいいので
良かったら、コチラも見て下さいね!
1180年に被災、再建されたもので、塔高19m。
内部の四天柱をX線状に結ぶ板には、4面のそれぞれに千体の仏さまが描かれています。
南面の板に描かれた仏さまはまだそれらしく見えるのですが、北面はかなり風化が激しい。
東面には高さ38.5cmの弁財天さまと、十五童子像が安置されています。
内部公開はありませんが、西国三十三所・第九番札所の南円堂。
香炉の形が、かわいい(〃▽〃)
こちらでいただいた御朱印です。
「令興福力」とは、福力を興さしめる、福を作るという意味のようです。
通年 拝観することができる東金堂(国宝)。
重文の薬師如来さま、日光月光菩薩さま
文殊菩薩さまや、四天王、十二神将など、国宝の仏像がたくさん安置されています。
扉にかけられた幕に、鹿が描かれているのが奈良らしくてかわいい♡
さて 興福寺といえば、絶対にはずせないのが、国宝館です!
食堂があった地に建てられていて
もともと食堂に祀られていた木造520.5cmの千手観音菩薩さまや、
阿修羅さまをはじめとする乾漆八部衆、板彫りの十二神将などなど
国宝の仏さまがびっくりするほどたくさん祀られていて、何度入っても圧倒されるのです。
思わずこんな本を買ってしまいました。
龍燈鬼のキュートな後ろ姿の写真や、阿修羅さまのさまざまな角度からのアップ写真、
今回は見られなかった無著・世親菩薩(運慶の指導のもと運賀、運助が製作。北円堂に安置)などの写真が、とても素晴らしいのです。
毎日 眺めてしまいそう。。。
おまけ。鹿さん( *´艸`)
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