父の病気のこと

今まで、全く書いてなかったのですが
私の父は《大脳皮質基底核変性症》という、10万人に2人といわれる難病です。
脳の前頭葉と頭頂葉に強い萎縮がみられる病気で、はっきりとした原因は分からず
パーキンソン症状(四肢の筋強剛など)と、大脳皮質症状(失語・認知症)が同時に出ています。
3年半前から、左半身の麻痺が始まり、最近は言葉も出なくなりました。
病気の原因は不明。病気の進行を止める治療法はないそうです。

ずっと母が自宅で介護をしていたのですが、9月23日より老健に入所することになりました。
その前日に相方のオカンが亡くなったので、しばらくバタバタで会いに行けてなかったのですが、今週は5日と本日、会いに行きました。

入れ歯を外し、すっかり顔立ちが変わってしまった父。
食べ物も、全部ドロドロのミキサー食。
ST(言語聴覚士)さんによると、だいぶ嚥下機能が落ちていて、痰も出ているとのこと。
父の喜寿祝いで、9月18日に会ったときは、小さく切ったお寿司を食べていたのに(T_T)
目は時々、焦点が合うという感じでジーッと見るかと思えば、また虚ろになり
急に悲しそうに涙を流したりします。

相方が職員さんに頼んでくれて、車いすに乗せてもらいました。
館内をウロウロして、近くの公園にも少しだけお散歩。
ひさしぶりに外の風にあたって、気持ちいいと思ってくれたかな。。。

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