33年に一度の御開扉、石山寺に行ってきました。
石山寺には何度も行っておりますが、ご開扉は初めて。
梅のころの日記はコチラ。
紅葉のころの日記はコチラ。
本堂の手前、硅灰石は国の天然記念物。
少し紅葉しています。
本堂。
内陣に入らせていただき、日本で唯一の勅封秘仏・ご本尊の如意輪観世音菩薩さまのすぐ近くで合掌。
大きさは約5m。檜の寄木造りに漆箔。
硅灰石の上に据えた木製の蓮華台の上に座られています。
1096年ごろ(平安時代)に造立されたそうです。
初代ご本尊さま(天平時代に造られた塑像)の断片や
如意輪観音像胎内から発見された、4軀の小型金銅仏も特別公開されていました。
飛鳥時代と天平時代のもので、飛鳥仏は日本製としては最古のものだそうです。
普段は閉まっている鐘楼(鎌倉時代・重文)の扉が開いていて
こちらもご開扉の期間のみ、特別に撞くことが出来ます@300。
高いところに吊り上げられた鐘を、下から手前に引くようにして撞きます。
平安時代の作という「心願成就の鐘」は、とても分厚いのですが、
意外と高い澄んだ音で、余韻もそんなに長くないという印象でした。
通常は除夜の鐘以外は撞くことができないそうです。
石山寺の多宝塔・・・好きです♡ 美しい。
日本最古(1194年建立)、国宝です。
大日如来さまが安置されています。
心経堂。
無憂園には、トキワサンザシの赤い実が、鈴なりに。
石山寺は、紫式部のゆかりのお寺ですが
お花の紫式部も咲いていました(〃▽〃)
御開扉は12月4日まで。
この記事へのトラックバック
この記事へのコメント