大阪弁が読みやすい

最近読んだ本。

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『後妻業』 黒川博行 文春文庫

大竹しのぶが主演で映画化された作品なので、大竹さんをイメージして読みました。
セリフが全て大阪弁なので、ものすごく読みやすく、引き込まれる。
出てくる地名もわかりやすい。
門真市大和田(実際はそんな地名はない)で生まれたっていうのが最高( *´艸`)

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『バイ貝』 町田 康 双葉文庫

バイ貝=売買 
解説で市川真人さんが「買い物苦悩日記」と、うまくまとめてはります。
カネを稼ぐために働くと鬱が蓄積し、その鬱を散ずるために買い物をするのだけど
この買い物がまた鬱を産む結果になったりしていくという話。
そんなことより何より、町田さんの独特の文体が好きです♡

他に読んだのは
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『いとしいたべもの』 森下典子 文春文庫
『光の海』 津村節子 文春文庫
『生きることば あなたへ』 瀬戸内寂聴 光文社文庫
『時生』 東野圭吾 講談社文庫
『愚行録』 貫井徳郎 創元推理文庫

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