醍醐の桜と三宝院

京都市伏見区にあります世界遺産・西国四十九薬師霊場第39番札所・醍醐寺の桜を見てきました。
突然行ったので、ご朱印帳もお賽銭用の大量の5円玉もミラーレスカメラもなし。
写真はiphoneにて撮影です。

到着したのは、午後2時。曇り空の平日でも超満員!
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総門を入ると、三宝院の付近に、拝観券の臨時販売所が開設されていました。
伽藍・霊宝館・三宝院の拝観がセットになっていて1500円です。
ちょっと高いかな・・・と思われるかも知れませんが
醍醐寺は伽藍はもちろんのこと、霊宝館(宝物館)も三宝院(塔頭・門跡寺院)も、見逃すわけにはいきません。

桜の向こうに仁王門。
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大好きな五重塔。
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2年前の写真とほぼ同じ構図のものは省略~w
金堂・観音堂・弁天堂などは、前回の写真をどうぞ~。

そして霊宝館の醍醐深雪桜。
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ちょっと違う角度から撮影。まさに満開になったところ。
全く色褪せたり散った花びらもなく、一番きれいな時です! 
晴れてたらなぁ。。。
ちなみに霊宝館には、たくさんの国宝・重文の仏像が安置されています。

醍醐寺の本坊的な存在の「三宝院」に入ると、なんと!嬉しいお知らせ! 
前回は禁止だった写真撮影が、お庭だけOKになってました(*^▽^*)

右奥に見えるのが唐門(国宝)。
天皇家の「菊の御紋」と豊臣家の「五七の桐」が大きく金色に輝いています。
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豊臣秀吉が基本設計をしたと言われる、池泉回遊式の三宝院庭園。
まずは国宝の表書院から見たお庭。
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奥の黄緑色の五葉松は亀島。
右側の松が鶴島。

通常拝観は、ここまでなのですが
西国三十三所草創1300年特別拝観の一環として、純浄観・弥勒堂・奥宸殿に入らせてもらうことができました!
(拝観料は500円。5月7日まで)

純浄観から見たお庭(少しだけ高い位置から眺められます)。
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左奥に三段の滝があり、塀の向こうには仁王門がかすかに見えていました。
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本堂(弥勒堂)のわきにある「酒づくし」の庭。
苔と白砂だけで瓢箪徳利、盃等を表しているとか。
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本堂の奥に五社明神があり、その拝殿だけを見ることができました。
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聖天堂。
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純浄観の裏側。 
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池が表の三宝院庭園とつながっています。

純浄観から見た茶室・松月亭。 
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写真では分かりませんが大きな丸窓があります。

奥宸殿には「天下の三大名棚」のひとつ、「醍醐棚」がありました(撮影禁止)。
特別拝観はかなり見ごたえがあり、良かったです!!

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