本日最後は、和泉市にある第4番札所・施福寺(せふくじ)へ。
6年半ぶり、二度目の参拝です。一度目の日記はコチラ。
槇尾山の山腹、標高530mほどのところにあるお寺で、
最寄りのバス停留所や駐車場から、徒歩で1km、片道30分ほど山道を登ります。
少し行くと、八丁の石碑。
めちゃ急な坂を10分ほど登ると、楼門があります。
ここで六丁(1丁は約110m)。
1845年の山火事で、唯一無事だった楼門は、施福寺で一番古い建築物です。
これまでは、舗装された急坂を登る感じでしたが
いよいよ山道に入っていきます。
さらに20分ほど登ると、ようやく一丁の石碑(〃▽〃)
弘法大師様のご剃髪所跡。
山吹がきれいに咲いています。
その先には、弘法大師御髪堂。
施福寺は、若き日の空海(弘法大師様)が剃髪・得度したお寺だそうです。
そしてやっと見えてきた本堂。
手水舎で手と口を清め
本堂へ。
灯籠の細工が素敵!
こちらのご本尊は秘仏で、毎年5月1日~15日に御開帳されるそうなのですが
西国三十三所草創1300年記念事業の一環で、今回 ご開帳されていました!
ボランティアの方が、案内して下さって、内陣に入ります。
お寺のご本尊様は、真ん中 丈六の弥勒菩薩坐像。
丈六(じょうろく)とは、仏様の背丈の一基準で、1丈6尺 (約4.85m)のこと。
坐像の場合は、その半分の背丈です。
弥勒菩薩様を中央に、左手に西国三十三所の十一面千手千眼観音様、右手は文殊菩薩様。
隣の部屋に移動すると、今度は丈六の方違大観音像。
日本で唯一の方違観音様です。
さらに奥、弥勒菩薩様の裏側へ。
空海と最澄、眷属(けんぞく)28部衆、なで仏様などが祀られていました。
最後の部屋では、60年ぶりにご開帳されたという馬頭観音様。
なんと!
まるでビリケンさんのように、膝を立て、足の裏をこちらに向けて座られています。
このような姿勢の仏さまは初めてみました。
西国三十三所の各観音様が集められた観音堂。
花山法皇が3番札所の粉河寺から施福寺に向かう途中で道に迷い、
馬に導かれて無事に着いた・・・という伝説にちなんだ馬の像。
朗報です! お寺のトイレが新しくなってました!
中には入っていないので、水洗かどうかは未確認ですが、おそらく(ノ∀`*)ペチョン
いただいた御朱印。
御影と散華です。
施福寺のご本尊様は十一面千手千眼観世音菩薩。
ご真言は、おん ばざら だるま きりく そわか
歩数 13,058歩・歩いた距離 9km・上った階数 81階
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