まずは鶏足寺(旧飯福寺)へ。
カーナビに入力すると、通れない道を案内されてしまい
石道寺の駐車場に車を停めて、鶏足寺へと歩きました。
石道寺
そして鶏足寺。
参道は青もみじがとてもきれいです。
紅葉の季節は、圧巻でしょうねぇ!
金剛院跡地。
廃寺になっており、ほとんどの建物が失われています。
護摩堂
小さな池があり
モリアオガエルの卵がたくさん!!!
少し池に近づくと、たくさんの小さな蛙たちが、池に飛び込んでいきました。
こちらが本堂
中をのぞくと、ご本尊様の写真があるのみ。
ご本尊様は、ここからほど近い「己高閣」におられるということで、移動!
己高閣・世代閣(旧戸岩寺)へ。
戸岩寺も廃寺となっていますが、薬師堂や鐘楼などが残っています。
町民の方々が、交代でお寺の仏様や宝物を大切に管理されています。
薬師堂には、赤い漆の塗られた薬師如来様と日光月光菩薩様と、色鮮やかな十二神将様がおられました。
写真の左側は、與志漏神社。
鐘楼
大日堂
大日如来・阿弥陀如来さまなどがおられ、
このようなお堂の中に、素晴らしい仏様がおられることに驚きました。
「己高閣・世代閣」とは与志漏神社(よしろじんじゃ)の境内に建てられた二つの文化財収蔵庫。
己高山一帯に点在していた寺院の宝物が集められています。
案内の方がカギを開けて下さり、中でいろいろ説明をして下さいました。
まずは、昭和38年に建てられた己高閣(ここうかく)へ。
鶏足寺の十一面観音様(重文)が美しい。
法華寺の七仏薬師様は、像高約1mの薬師如来様が7体。
このような形で残っているのは、日本で2ケ寺のみだそうです(もう1ケ寺は千葉県・松虫寺)
横から拝見すると、正面からは想像できないような身体の薄さ。
御神木から一体でも多く削り出すために、身体の後ろ側を薄くしたのだろうとのことでした。
世代閣(よしろかく)は平成元年の開館。
戸岩寺の薬師如来様(重文)は、今まで見たどの薬師様よりも下半身がどっしりされています。
十二神将は、午と酉の守護神が盗難にあって、十体だけでした。
珍しい魚籃(ぎょらん)観音様がおられました。
魚籃観音とは、三十三観音と言われる観音菩薩のひとつ。
1面2臂で、魚を入れる籠を持っておられます。
とても質素な観音堂。
境内にある古橋製鉄遺跡。
いただいた御朱印(書置き)です。



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