吹屋の町並みとベンガラ館

岡山県高梁市って、けっこう広いんですね~。
備中松山城→頼久寺の次は、車で40分ほど走り
標高550m、同じ高梁市内の吹屋ふるさと村へ。

江戸から明治にかけて、鉱山の町として栄えたところ。
吹屋は「ベンガラの町」と呼ばれています。
ベンガラは「弁柄」とも「紅殻」とも書く赤色顔料で、
吹屋で製造されるベンガラは品質が格段に優れ、「赤の中の赤」と珍重されたそうです。

吹屋バイパス沿いに、国選定重要伝統的建造物群保存地区があり
その一帯は《吹屋の町並み》と呼ばれています。

県道85号を進むと、まずは下谷地区。
IMG_4375.JPG

赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観に驚きます。
IMG_4376.JPG

IMG_4377.JPG

さらに吹屋バイパスを進むと、下町から中町にかけて、ベンガラ色の町並みが。
IMG_4382.JPG

お店もあります。
IMG_4404.JPG

松浦本家
IMG_4383.JPG

郵便局
IMG_4391.JPG

昔のポスト(書状集箱)
IMG_4392.JPG

ベンガラ染めの布製品なども売られていて、とても素敵でした(〃▽〃)

そのあとは、車で少し移動し、ベンガラ館へ。
IMG_4408.JPG

IMG_4433.JPG

釜場室
IMG_4416.JPG

IMG_4413.JPG

ひき臼室
IMG_4426.JPG

脱酸場
IMG_4430.JPG

ベンガラ(酸化鉄)の用途は、着色顔料や磁気の記録媒体など。
九谷焼の赤色も、ベンガラです。
IMG_4420.JPG

こちらは吹屋キャラクターの《べんがらくん》
IMG_4519.JPG

この記事へのコメント