岡山県高梁市って、けっこう広いんですね~。
備中松山城→頼久寺の次は、車で40分ほど走り
標高550m、同じ高梁市内の吹屋ふるさと村へ。
江戸から明治にかけて、鉱山の町として栄えたところ。
吹屋は「ベンガラの町」と呼ばれています。
ベンガラは「弁柄」とも「紅殻」とも書く赤色顔料で、
吹屋で製造されるベンガラは品質が格段に優れ、「赤の中の赤」と珍重されたそうです。
吹屋バイパス沿いに、国選定重要伝統的建造物群保存地区があり
その一帯は《吹屋の町並み》と呼ばれています。
県道85号を進むと、まずは下谷地区。
赤銅色の石州瓦とベンガラ色の外観に驚きます。
さらに吹屋バイパスを進むと、下町から中町にかけて、ベンガラ色の町並みが。
お店もあります。
松浦本家
郵便局
昔のポスト(書状集箱)
ベンガラ染めの布製品なども売られていて、とても素敵でした(〃▽〃)
そのあとは、車で少し移動し、ベンガラ館へ。
釜場室
ひき臼室
脱酸場
ベンガラ(酸化鉄)の用途は、着色顔料や磁気の記録媒体など。
九谷焼の赤色も、ベンガラです。
こちらは吹屋キャラクターの《べんがらくん》
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