大鳴門橋を渡ってすぐにある大塚国際美術館へ。
こちらの入場料は日本一高い¥3240!(事前にコンビニで買うと、¥3100)
そして1000点余りの美術品は、全て原寸大に陶板に焼き付けられたレプリカ!
興味津々で行ってきました♪
9時半の開館と同時に入ると、1階に見えた入口は、実は地下5階で、
まずは長いエスカレーターで地下3階まで上がります。
地下3階~地下1階までは山の中にあるのです。
地下3階(古代・中世エリア)は、とても広いシスティーナ・ホールからスタート!
いきなりの大迫力に驚きます。
7月21日~9月30日のあいだ『アートコスプレフェス』が開催されていて
全部で35着のコスプレが体験できるそうで・・・
センターホールのところに行くと、顔出し看板ならぬ、顔出し額縁があり
その隣には、青いターバン!! これはやらねば(笑)!
思いっきり顔が出ちゃってます(;^_^A
フェルメールの「真珠の耳飾りの少女」とは・・・かけ離れてますがΣ(゚д゚lll)ガーン
この美術館の素晴らしいところは、ロープが張られていないので、すぐ近くで見られますし
写真の撮影もOK!
地下3階は、キリストが描かれているものが多く、受胎告知や聖母子、アダムとエヴァなど
宗教色の強い作品が多かったです。
地下2階(ルネサンス・バロックエリア)は、ダ・ヴィンチやレンブラントなど
光の使い方が印象的な絵画。
中でも印象的だったのは、ブリューゲル・ピーテルの『バベルの塔』
とても細かいところまで描かれています。
ちょうど今、大阪中之島の「国立国際美術館」で
ブリューゲルの「バベルの塔展」が開催中なので
本物と見比べてみるのもいいかも知れませんね。
フランダースの犬に登場する、リュベンスの「キリスト昇架」
このあたりまでくると、レプリカということを忘れて、魅入ってしまいます。
私がとても気になったのは、フセペ・デ・リベーラの「髭のある女」
えーっ!? なんでー?・・・(〃▽〃)
ハンス・ホルバインの「大使たち」
手前の歪んだ物体は、絵の右側に近づいて、斜めの角度から見ると(;゚Д゚)
教科書で見たような記憶がありますが
こんな近くで見れると、ひと際 ゾッとします。
さて、コスプレですが・・・
こちらは相方のディエゴ・ベラスケス。
画家になりきってます( *´艸`)
でも、描いてる絵は、フセペ・デ・リベーラの「えび足の少年」
睡蓮の咲く池。(その内側には、モネの「大睡蓮」が描かれていました)
ここですでに2時間経過したので、休憩がてら、ランチをいただくことにしました。
モネの池を眺めながら、カフェ・ド・ジヴェルニーにて。
私がいただいたのは、阿波尾鶏のチキンカツ丼@1000
相方は鯛炙り丼@1000
どちらも美味しかったけど、美術館価格ですね(^_^;)
再入場できるので、外に出て食べることも可能ですが、美術館の近くに飲食店はありません。
昼食後は地下1階(バロック・近代エリア)へ。
ゴヤの家には「黒い絵」と称する恐ろしい絵が数枚・・・
「我が子を食らうサトゥルヌス」などは怖すぎ・・・
この階からは、よく知っている画家の作品が多く出てきました。
ルノワールや、ミレー、マネ、モネ、ドガ、ゴッホなどです。
そしてまたコスプレ♡
わかるかなー?
スーラの「グランド・ジッャト島の日曜日の午後」です。
ミレイの「オフィーリア」や
ゴッホの幻の「ひまわり」(通称:芦屋のひまわり)も再現されて展示されていました。
私の大好きなクリムトも♡
なんと、これがコスプレできたんですよ! 着ている写真は公開しませんが(;´∀`)
よく出来てますよねー! 感動しました☆
ここで1階を通り越して、2階(現代エリア)へ。
作品は少しでしたが、シャガールや
ダリもありました。
新しい作品が少ないのは、著作権問題などがあるのかもしれませんね。
最後に1階では、ロイ・リキテンスタインのステッピングアウトのコスプレもして・・・
ゲルニカの迫力に、しばしその場から離れることができませんでした。
展示されているのは、道のりにすると約4km。
所要時間は、ランチの時間も含めると、約4時間。
日本一高い入場料の美術館は、日本一見ごたえがありますが・・・
恐らく日本一疲れる美術館かも知れません。
私は途中で、目が回りそうでした。(担架で運ばれている女性もいました)
コスプレがあったおかげで、とても楽しく過ごせましたが
もしまた行く機会があれば、自分の好きな時代のところだけ見るかも・・・
本日の歩数 8,201歩・歩いた距離 5.3km・上った階数 4階
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