
意外かも知れませんが、博物館や美術館に、このような展示を観に行くのは初めてです。
今まで、仏像はお寺に拝みに行くもの!と、思っていたものですから・・・
まずは、塔本四仏座像(重文)がお出迎え。
西大寺の東塔か西塔に祀られていたと伝わる4躯の仏像です。
奈良時代のもので、木心乾漆の技法で作られています。
2016年に国宝に指定された善春作の「興正菩薩座像」が素晴らしい。
くっきりとしたお顔立ち、特徴的な眉毛、手の甲に浮き出た血管など、
のちにたくさんの仏師が模倣していたようです。
西大寺のご本尊、釈迦如来立像(重文)を、ごくごく間近で拝ませていただくことができました。
清涼寺式と言われるスタイルで、仏師善慶の作と言われています。
身に着けている衣は、一見 シンプルなのですが
近づいてみると、丸に蓮?? 何か花の模様が描かれています。
そして光背の美しい彫刻!
かなりの至近距離で、前から横からと拝ませていただけるのは、展覧会ならでは。
お寺では、そうはいきません。
ちょっと今までの考えを、あらためようと思いました(ノ∀`*)ペチョン
西大寺だけではなく、一門の名宝を公開!ということで
大智寺(京都)の文殊菩薩騎獅像や、般若寺の文殊菩薩騎獅像も展示されてたのですが・・・
肝心の西大寺の文殊菩薩騎獅像や、善財童子の展示はありませんでした (lll-ω-)ズーン
めっちゃ期待しててんけどなぁ。。。
なので、購入したハガキの写真だけ♡

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