『3日前までに要予約』と書かれていたので、ダメ元で電話をすると
今日は拝観可能とのこと。幸運に感謝!
仁王門
金剛力士像はかなり色が剥げ、目が真っ白なのが怖かった(;´∀`)
正面が本堂、左は鐘楼、右が受付です。
鐘楼では、いつになくソッと鐘を撞きました。
というのも、こんな立て看板があったからなんです。
腰の曲がった高齢の女性(住職の奥様かな?)が、一緒に階段を登ってきて
本堂の扉を開けて下さいました。
内陣にはとても立派な厨子!
日光東照宮の陽明門を模したものだそうで、前柱には登り龍と下り龍の彫刻が。
厨子の中にはご本尊の薬師如来様、日光十一面観音菩薩様、月光菩薩立様(いずれも重文)が安置されています。
薬師如来様は192.5cm。
脇侍の日光月光菩薩様は、少し小さめで平面的な印象を受けます。
それにしても日光菩薩様が十一面観音菩薩・・・というのは珍しいのでは。
つい40年前までは、60年に一度しかご開帳されない秘仏だったそうです。
須弥壇の四隅には四天王、上方には舞台のような造りになったところに十二神将も。
本堂の向かって右の脇陣には3躯の阿弥陀如来様と、
梅の木で彫られた(珍しい!)聖観音様と不動明王様、
左の脇陣には弘法大師が祀られています。
大きな三鈷杵が置かれていて、持ち上げると とても重かった~!
神変大菩薩堂
おじいちゃんとおばあちゃんが、観音様に寄り添っているので
ぼけ封じ観音様かな?
大師堂。この右手には「八十八ヶ所霊場入口」という案内が立ち、階段がありました。
いただいたご朱印には、『日本三大薬師』の朱印。
奈良の薬師寺、島根の一畑寺、そして多田寺だそうです。
帰って調べると、三大薬師っていろいろあるみたい。。。

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