夕刻に再参拝したい浄土寺

兵庫県加東市から小野市に移動して、極楽山 浄土寺へ。
新西国霊場の客番札所。

仁王門はなく、まず鐘楼堂。
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国宝の浄土堂(阿弥陀堂)
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境内の拝観は無料ですが、浄土堂の内陣拝観のみ、500円を納めます。
お昼の12時~13時のあいだは拝観できません。

一歩入って、息を飲みました。
ご本尊の阿弥陀如来様は像高530cm。
脇侍の観音菩薩様と勢至菩薩様はどちらも370cm。
3躯とも国宝で、快慶の作品です。
台座の雲など、思わず触ってしまいそうな距離にあることが驚きです。

お堂の内部は天井板を張らず、内部の梁などの構造物がそのまま見えます。
阿弥陀三尊像の背後、お堂の西側は蔀戸になっていて、
西日が差し込むと、阿弥陀三尊様が極楽浄土より来迎されるかのように見えるそうです。
ちなみに今の季節は、15時過ぎからそのようなお姿を拝めるそうです(拝観は16時まで)

浄土堂と向かい合うように建立されている国宝の本堂(薬師堂)
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こちらの薬師如来様は秘仏です。

薬師堂に隣接している「開山堂」
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経蔵
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文殊堂
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不動堂
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境内の中央に池が二つあり、その北側に「八幡神社」があります。
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鳥居の向こうに見えるのが拝殿で、その奥に本殿があります。

浄土堂の前、池の手前にある「水向石(みずむけいし)」
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石棺のフタを利用した水盤だそうです。

浄土堂でいただいたご朱印です。
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