18日は観音様のご縁日ということで、西国三十三所の中でも
ご開帳されるお寺がいくつかあります。 私が把握しているのは
5番 葛井寺、15番 今熊野観音寺、23番 勝尾寺、24番 中山寺の4ヶ寺。
ということで、兵庫県宝塚市の第24番札所・大本山 中山寺へ。
近畿三十六不動尊霊場第21番札所でもあります。
※寿老神堂は摂津国八十八所第70番札所
過去の参拝は、2011年5月、2017年6月。
山門には、極彩色の金剛力士像と、漆塗りの狛犬さんがいます。
塔頭が立ち並ぶ参道は、季節ごとに鉢植えが入れ替えられて
今回は、サンシュユ(ミズキ科)や
リュウキュウアセビ
椿などがきれいに咲いていました。
手水場
蓮のつぼみ。めちゃかわいい( *´艸`)
鐘楼堂
私たちが帰るころ(10時前)、法要の始まりを知らせる鐘が何度も撞かれました。
まずは階段を上って本堂へ。
近づくと、極彩色でとてもきれいです。
広縁から内陣を覗くと、薄暗い中に見えるご本尊・十一面観音様(重文)。
上を見上げると、美しい天井画が。
本堂を裏側から見たところ。
賓頭盧さんは、よだれかけに囲まれてました。
五大明王様が祀られている護摩堂
安産祈願などは、こちらで行われるようです。
聖徳太子様が祀られている開山堂
こちらはお礼参り。
さらに階段を上ると
西国三十三所のお砂踏みができる、摂津国八十八所第69番札所の大師堂と
青紫色の五重塔
小さな如来像などが安置されていて、拝顔することができました。
ヒノキ材の裳階(もこし)と、青く塗られた垂木のあいだには
波が描かれているんですねぇ~!
こんなところに、バッタを発見!!
星の広場を抜けて、梅林へ。
こんな観音像も。
境内に戻ってきました。
阿弥陀堂
扉は閉まっているのですが、向かって右側に受付があり
御祈祷中以外は入ってもいいとのことで、内陣に入らせていただき、阿弥陀如来様に合掌。
六角形のお堂。
大願塔
鎮守社
子授け地蔵
宝蔵と安産手水鉢
この手水鉢で身を清めれば、どんな人も安産になったそうです。
宝蔵の屋根が素敵。
閻魔堂も極彩色!
とてもきれい♡
寿老神堂は摂津国八十八所第70番札所です。
寿老神と勢至菩薩様が祀られています。
大黒堂(大黒天と千手観音様ほ安置)は、写真を撮り忘れました。
白鳥塚古墳は、石の唐櫃(からと)とも呼ばれていて
古墳洞内の奥行きは3.6m、奥に家形石棺が安置されています。
五百羅漢堂
釈迦如来様の周囲を、500どころか700体以上の羅漢さんが取り巻いているのは圧巻!
天井は青く塗られ、5つの丸の中に梵字が。
ちょっと宇宙を感じます♪
中山寺には、ご本尊の他に
薬師如来様、聖徳太子様、大日如来様が重要文化財の指定を受けていて
ご本尊の十一面観音様以外は、信徒会館2階の寺宝展示室に安置されています。
普段は非公開で、春と秋の数日「寺宝展」の時だけ公開されるようです。
今年は西国三十三所草創1300年の特別拝観として、6月の土日にも公開されます。
月参り巡礼の日と重なってしまったため、行列に並んでいただいた御朱印は
私は重ね印で。
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