京都府木津川市にある、補陀洛山 海住山寺(かいじゅうせんじ)へ。
遍路ころがしを思い出すような急坂の曲がりくねった道を進むと
楼門があり
さらに下の道を車で進むと・・・こんなところに
鹿の単管バリケード!
さらにさらに進むと、駐車場があり
階段の上に山門がありました。
拝観料は400円(入山のみなら100円)を、本堂内の受付で支払います。
鐘楼は撞けません。
岩風呂(鎌倉時代)
狛犬
リアルな賓頭盧さんw
本堂へ。
内陣に入らせていただき、ご本尊の十一面観音様(重文)をすぐ近くで拝ませていただきました。
厨子の中におられ、腰から下は見えませんでしたが、目線の高さはほとんど同じぐらい。
四天王様(江戸時代)もおられました。
ちなみに 春の寺宝特別公開がもうすぐです。
平成30年4月28日~ 5月6日、本堂にて
文殊菩薩像・飯繩大権現・最勝曼荼羅図・大威徳明王像・金銅佛器などが公開されるそうです。
本堂を出て、右手に進むと、やる気地蔵さん
「何くそ、何くそ、何くそ」と祈るそうです(笑)
「願いを叶える なすの腰かけ」
文殊堂(重文)
もち上げ大師と、塔廻輪
石段を登っていくと、納骨堂があり
さらに登ると、こんな見晴らしのいいところに出ました。
本堂のところまで戻り、左手に向かうと、三社
この奥に、薬師堂(開山堂)があるそうなんですが、見落としてしまいました (lll-ω-)ズーン
そしてこれが、国宝の五重塔(鎌倉時代)
高さは17.7mで、屋外にある国宝・重要文化財指定の木造五重塔の中では、室生寺に次いで2番目の小ささ。
初層の屋根の下に裳階(もこし)がついているのが珍しい!
内陣を厨子風に造り、8枚の扉に一体ずつ、華麗な彩色で梵天・帝釈天様などが描かれているそうです。
とても美しい彩色がほどこされた四天王像(鎌倉時代・重文)は、普段は奈良国立博物館に預けられていますが
10月下旬から11月上旬に開扉される際には、お里帰りされるそうです。
八重桜が満開でした。
なぜか修行大師像のあたりだけ、秋のよう??( *´艸`)
手前から、本坊(庭園)・奥書院。
そしてこの奥に奥之院があります。
奥之院のご本尊の十一面観音様(重文)も、普段は博物館におられるのですが、
秋の特別公開時に帰ってこられて、お堂内で拝顔できるそうなので
ぜひ秋に再訪したいと思います。
いただいたご朱印です。
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