聖徳太子生誕の地・橘寺

奈良県明日香村にある新西国三十三霊場第10番・仏頭山上宮皇院 橘寺(別名・菩提寺)へ。
お寺の創建は不明ですが、572年に聖徳太子様が生誕された場所だそうです。
駐車場のある西門から入りました。
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手水場
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掲示されている境内図には、当初の建物の配置も重ねて表示されていました。
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当初は、東を正面として、中門・塔・金堂・講堂が一直線に並ぶ、四天王寺式だったようです。

拝観料350円を納め、本堂(太子殿)内へ。
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ご本尊は聖徳太子勝鬘経講讃像(重文)。
よくみかける聖徳太子像とは違って、仏様のようなお姿です。

本堂の前には聖徳太子様の愛馬「黒駒像」
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本堂の左手には、飛鳥時代の石造物「二面石」
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人の心の善悪二相を表現していて、右が善面、左が悪面。
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二面石の後ろの2本の木も、すごい!
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百日紅と紅葉が、まるで1本の木のようにくっついて立っています。

弁天堂があり
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ハルジオンがあちらこちらに咲いています。
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境内の南側を通って、東の方へ。
往生院(念仏写経道場)です。
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中に入ると、美しい天井画。
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阿弥陀三尊像が祀られ、その脇には、老人会の方が作られたという手作り感溢れる大きな聖徳太子像が。
あちこちと移転し、最終的にこの場に安置されたとか。

往生院のお庭。
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春と秋だけ特別公開される聖倉殿(収蔵庫)
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小さな建物の中に、重要文化財の仏像(日羅立像・地蔵菩薩立像)と、絹本著色太子絵伝などが展示されていました。
絹本著色太子絵伝は、聖徳太子様がお母様のお腹に入られたときから、薨去に至る出来事を大和絵の手法を用いて描いたもので
この日 展示されていたのは、入胎から10歳までを描いた絵伝でした。
じっくり拝見すると、なかなか面白い。

東門があり(内側より撮影)
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どうやらこちらが正門だったようで

近くには、鐘楼もありました。
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中門跡
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本坊
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聖徳太子様が作られたと伝わる阿字池
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三光石(聖徳太子が勝鬘経ご講讃の際に、日・月・星の光を放ったとされる)
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五重塔跡
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経堂
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阿弥陀如来様と、どなたかわかりませんが中国っぽい三像が祀られていました。

観音堂
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かなり大きな如意輪観音様(重文)が安置され、賓頭盧さんも。

金堂跡
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護摩堂
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いただいたご朱印です。
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