富山県高岡市は母の故郷で、私が子どもの頃は毎年夏休みになると
母の実家に、従兄妹みんな集まって、1~2週間を過ごしておりました。
私の心のふるさと。。。
朝の5時50分に門真市を出発し、4時間弱で富山県高岡市伏木の正法寺近くにある
ばーちゃんのお墓参り。
次に向かったのは、子どもの頃によく遊んでたお寺。
富山県高岡市伏木古国府にある雲龍山 勝興寺です。
総門(高麗門形式の総門は、2020年竣工予定)
正面に見える工事中のところは、鼓堂。
こんなんやったっかなぁ?
母の実家は、ここからすぐ近くだったんですけど・・・。
たぶん子供の頃は、総門を入った、このあたりでよく遊んでいたと思います。
当時は、ウシガエルがよく鳴いていました。
拝観料(工事協力金)300円を納め、境内へ。
重文の唐門(1893年 京都の興正寺より移建。2014年に修復完了)
こんな立派な門があったなんて、全然 記憶にありません。
子どもの頃は、下ばっかり見てたのかなぁ。
勝興寺の七不思議といえば、昔から有名です!
手水場
さっそく七不思議① 天から降った石
母いわく、隕石らしいです。
そして七不思議② 実ならずの銀杏
鐘楼で鐘を・・・おそらく初めて撞きました。
鐘楼から見えた大量の瓦。
私の母は4人きょうだいの末っ子で、母が3歳の時にじーちゃんが亡くなり
ばーちゃんは、瓦を扱う仕事をして4人の子供を育てたそうです。
(なので私の記憶にあるばーちゃんは、腰が直角に曲がっておりました)
ここでたくさんの瓦を見たのも、なんとなく ばーちゃんのお導きのような。
2004年に修復が完了した本堂(重文)へ。
左に写っている足場は、工事中の経堂のもの。
めーっちゃ大きい!
こちらの香炉が
めちゃめちゃええ感じ!
こんな立派な本堂やってんね!
冬に来た時は、本堂の前でカマクラを作っていて
唐破風の屋根から、雪の塊が落ちてきたとき、めっちゃ怖かった記憶があります。
本堂内には、阿弥陀如来様が安置されています。
七不思議③ 雲龍の硯
七不思議④ 屋根を支える猿・・・の写真。
これが実物。4隅にいるのですが、カメラに収めるのは難しい(^_^;)
七不思議⑤ 本堂内南側の奥にある、魔除けの柱
七不思議⑥ 水の涸れない池
背後のこんもりした土饅頭のようなところが納骨堂
代々の住職の遺骨を納められているそうです。
七不思議⑦ 三葉の松
右側に見えているのは、昨年末に修復完了した『式台門』
境内には、重要文化財のお堂がたくさんありますが
《平成の大修理》として、台所・経堂・宝蔵・鼓堂などが修復工事中でした。
3日前までに予約をすれば、修復工事の見学ができるようです。
建物の特徴を記した図
平成10年より23年計画で工事中のお堂の公開予定表
本坊・書院のあたりは、完了している部分も多く、
今年の夏から一般公開開始予定と書かれていました。
あと3年ほどで、完成するのかな??
その頃にまた、参拝したいと思います!
いただいたご朱印です。

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