これまでの参拝は、下醍醐のみが2011年3月、2015年3月、2017年4月、2017年5月。
上醍醐まで登ったのは、2012年6月(前編)・(後編)と、2005年5月(日記なし。カブスカウトの活動で、笠取から別ルートで)。
醍醐山と笠取山に200万坪以上の広大な境内が広がっています。
今日は上醍醐まで行きますよ~!
まずは下醍醐の伽藍から。(拝観料は三宝院・霊宝館込みで800円、駐車場は1000円)
総門から入ります。
西大門(仁王門)
金剛力士像は重要文化財です。
鐘楼(撞けません)
金堂(国宝)
醍醐寺のご本尊・重文の薬師三尊像(脇侍の日光・月光さんはちょっと小さめ)と四天王が安置されています。
拝顔できるのが嬉しい。
清瀧宮拝殿。
清瀧宮本殿(重文)
五重塔(国宝)
毎月29日にご開扉され、10時半からと13時半からの2回、
写経をして奉納する者のみ、五重塔の内部を扉の外側から拝観することができるそうです。
不動堂
真如三昧耶堂
涅槃像が安置されています。
祖師堂
弘法大師様と醍醐寺の開祖・理源大師様(弘法大師の孫弟子)がお祀りされています。
日月門
鐘楼(撞けません)
観音堂
西国三十三所の御本尊・准胝観音様が、ご開帳されています(毎年5月15~21日)
丈六の阿弥陀如来様の前に置かれた小さな厨子の中に、小さな准胝観世音菩薩様。
弁財天さんが祀られている弁天堂
今日は上醍醐まで頑張って登りますよ~!
下醍醐から一方通行の回転扉を抜けて上醍醐に向かうと、まずは鳥居。
水掛の仏さんたち
左から不動明王・理源大師・弥勒菩薩・役行者・地蔵菩薩さま。
女人堂
以前は山上に祀られていた(今は観音堂)准胝観音様の分身が祀られていて、
女人禁制の時代には、女性はここから拝んだそうです。
下醍醐の拝観券を提示し、入山料500円(拝観券がなければ600円)を納めて、いざ~♪
約1時間の登山です。
1.1kmほど登ったところにある不動の滝
まだ半分ぐらい (lll-ω-)ズーン
ここから登りがキツくなってきます。
途中には、音羽魔王大権現があり
45分ほど登ったところで、見覚えのある寺務所が見えてきました。
醍醐寺発祥の地
理源大師が山上に立てた隠遁場所だそうです。
醍醐水をいただきました。
ひんやりとして、汗ばんだ身体に染みわたります。
清瀧宮拝殿(国宝)
少し登ると、准胝堂跡。
2008年に落雷火災で焼失するまでは、西国三十三所のご本尊・准胝観音様はこちらにいらしたので
西国一の難関札所だったのです。
子育地蔵さん
もう少し登ったところに、国宝の薬師堂。
さらに登って、鐘楼と
五大堂
五大明王様は霊宝館に安置されていますので、こちらは壁画のみになっています。
禅宗様ですね!
登り始めて70分、ようやく山頂エリア(標高450m)に到着!
如意輪堂(重文)
ご本尊の如意輪観音様と毘沙門天・吉祥天が祀られているそうですが、拝観はできません。
白山大権現
ここからは、大阪がよく見えました。
開山堂(重文)
お堂の内陣には、中央に理源大師像、左に法大師像、右に醍醐寺第一世座主・観賢僧正像が安置されているそうです。
地蔵堂
観音様のような地蔵さんが二体、安置されていました。
白河院天皇の墓所
時刻は11時。お腹、減った~!!
女人堂のところから、登り始めて1時間20分たっておりました。
教訓。上醍醐に登るときは、オニギリ持参すること!!
下りは、寺務所のところまでは、別のルートで下りました。
途中、薬師堂の付近で、何かの塔の跡地のようなところがありました。
一気に下醍醐まで下り(往復2時間20分)、とにかくまずはお昼ご飯・・・ということで
境内の駐車場横にある雨月茶屋へ。
相方は、精進のお弁当「雨月」を
私は醍醐の四季「一味膳 一段」をいただきました。
ちょこっとずつ盛り付けられているのが、目にも楽しめます。
お吸物に入っていたジュンサイが嬉しかった~♡
食後は、霊宝館エリアの仏像館へ。
重文の千手観音様や、少しマンガっぽい表情の五大明王様などが安置されています。
本館と平成館は非公開だったので、国宝の薬師如来様は拝顔できず。
醍醐寺の寺宝・文化財は、国宝75,522点、重要文化財425点。
未指定のものを含めると仏像、絵画をはじめとする寺宝・伝承文化財は約15万点におよぶそうです!
三宝院へ。
国宝の唐門
大玄関から入ります。
表書院(国宝)の前にある庭園(国の特別史跡・特別名勝)
気持ちい~い(〃▽〃)
相方がいただいたご朱印です。

私は重ね印で。

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