大津市の西国第14番札所・三井寺こと長等山 園城寺(おんじょうじ)へ。
これまでの参拝は、2008年11月、2011年2月、2013年11月、2017年5月。
仁王門(重文)
写真の左に写っている拝観受付にて600円を納め、境内へ(駐車場代は別途500円)
釈迦如来様が祀られている釈迦堂(重文)
辨財天社
手水舎
石段を登ると、三井の晩鐘が。
三井寺には何度も参拝していますが、このたび初めて三井の晩鐘を撞きました。
左横の受付にて300円を納め、引き戸を開けて、鐘楼の中へ。
大きくて、とても分厚い梵鐘(重文)は、それはそれは良い音色がしました。
【三井寺の鐘】という冊子を下さいました。
三井晩鐘と弁慶引摺鐘の由来などが書かれたもので
後ほど売店で見ると、100円で販売されていました。
国宝の金堂。
ご本尊様は、秘仏の弥勒菩薩様。
後陣にも阿弥陀三尊像など、たくさんの仏像が祀られています(こちらは拝観無料)。
前回の日記にも書きましたが、尊星王像のポーズが好きなんですよね~♡
2本の手は狐の顔を作り、曲げた右足を左足の膝の裏にあてる姿勢で月輪上に立っておられます。
本堂の向かって左側にある閼伽井屋(重文)
天智、天武、持統天皇が産湯に用いたという泉が、今でもコンコンと沸いています。
左甚五郎作の龍の彫刻
本堂裏にある教待堂
教待和尚様が安置されています。
年に一度11月11日の教待会という法要の日に、ご開帳されるようです。
熊野権現社
三井修験道の鎮守神。
霊鐘堂
「弁慶の引摺り鐘」と呼ばれる梵鐘(重文)と弁慶の汁鍋。
霊鐘堂の奥に、孔雀園があります。
一切経蔵(重文)
中には回転式の八角輪蔵。
重層宝形造りで上部は鏡天井。
四方には「明層」といって、高い位置に灯り取りの窓があります。
三重塔(重文)
灌頂堂(重文)
長日護摩堂
国宝の智証大師像が安置されている大師堂(重文)は、この奥にあるそうです。
三井寺別所微妙寺。
5頭身ほどのかわいい十一面観音さまは、文化財収蔵庫の方に祀られていて
こちらには西陣織で再現された十一面観音様と黄不動様が祀られています。
秘仏の黄不動画(国宝)は日本三不動と言われ、今年10月5日~14日にご開帳されるそうで
7月1日より受付開始・・・と西国三十三所草創1300年のスケジュールに記載されています。
文化財収蔵庫(拝観料300円)
微妙寺の十一面観音様がとても可愛いらしいです♡
国宝の勧学院の襖絵などもこちらで拝見できます。
ちなみに勧学院は、屋根の吹替え中で、30年秋ごろから特別拝観が再開されるようです。
(事前申し込み要)
極彩色の毘沙門堂(重文)
「ねずみの宮」と呼ばれる十八明神社
いよいよ西国の札所・観音堂のあるエリアへ。
ここにも鐘楼があり、鐘を撞くことができます。
手水場
本堂
内陣に入らせていただき
ご本尊のお前立・如意輪観音様を拝顔させていただきました。
本堂の香炉
ちょっと中国風の模様が素敵♡
百体堂と観月舞台
絵馬堂
絵馬堂の横の階段下にある中坂世継地蔵尊
こちらの階段をそのまま降りると、出入口があり、そこから出てしまったのですが
駐車場に戻るのがなかなか大変でした(^_^;)
出入口から出てすぐに、長等神社があり
長等神社の片隅に、大津馬神神社がありました。
馬券を買われる方などがご祈願されるようで、お馬さんの名前がたくさん書かれていました。
少し迷いながら、道を進むと、今度は卯年生まれの守護神・三尾神社が。
そしてようやく三井寺の駐車場に戻ることができました。ホッ。
相方がいただいたご朱印と
私がいただいた重ね印です。
左上の月参り巡礼(毎月1回1札所で行われる)の特別印は、昨年いただいたものです。
今年も毎月、札所番号順に持ち回りされていて、今月は17日に圓教寺でいただくことができます。
本日の歩数 16,506歩・歩いた距離 11.6km・上った階数 72階
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