西国三十三所(三)・第30番札所 宝厳寺 

琵琶湖に浮かぶ神の島・竹生島にある第30番札所・巌金山 宝厳寺(ほうごんじ)へ。
これまでの参拝は、2011年8月と、2017年6月です。

竹生島へは、今津と長浜から琵琶湖汽船で行くか、彦根からオーミマリンで行くことができ
彦根からオーミマリンのKirari号(杢兵衛造船所)に乗っていきました。
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竹生島は周囲2キロメートル、面積0.14㎢の無人島で
船着き場を除いてほとんどが急な断崖になっており、宝厳寺と都久夫須麻神社の他には
土産物店が数軒ありますが、みなさん島外から通ってこられています。
明治時代の神仏分離令以前は、都久夫須麻神社は宝厳寺と一体化し、寺と神社の区別はなかったそうです。
彦根港から約40分で竹生島に到着です。
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左側のシートをかぶっているのが、修復工事中の観音堂。
その上には三重塔と宝物殿、中央右に都久夫須麻神社の本殿・龍神拝所と、常行殿が見えます。
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島に上陸し、土産物店の前を通り過ぎ、入島料400円を納めて、石段を登ります。
都久夫須麻神社の鳥居を二つくぐります。
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瑞祥水(ずいしょうすい)と
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手水場
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石段の途中、左側に護摩堂
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右側に鐘楼(撞けません)
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さらに石段を登った先には、ここにも手水場
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弁財天様が祀られている本堂。
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外陣の両脇には、一対の弁財天像(八臂)が祀られていて、
どちらも頭上には鳥居と宇賀神様(オジサンっぽいw)がのっています。
秘仏のご本尊は60年に一度のご開帳で、次は2037年・・・って、
19年後の私、石段を登っていける気がしない(^_^;)

西国のご本尊様は観音堂に祀られているので、読経は観音堂でしますが
納経所は、本堂前にある1ヶ所だけなので、こちらで西国のご朱印もいただきます。
本来はちゃんとお経をあげてからご朱印をいただかないといけないのですが
いったん石段を降りて、また戻ってくる時間が惜しくて(帰りの船の時間が決まっているため)、
先にご朱印をいただくことにしました。
船でしか訪れる手段のないお寺なので、いっときに集中し、ご朱印の行列ができるのは覚悟の上なのですが
団体ツアーと重なると、かなりの待ち時間が発生してしまいます。
個人の方も、本堂の弁財天様・西国の観音様・ご詠歌という3種類のご朱印全てを書いてもらう人が多くて
行列がなかなか進みませんでした・・・

相方がいただいたご朱印と
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私がいただいた重ね印です。
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ここからさらに階段を登ると、経蔵らしきものがあり
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樹齢410年の「もちの木」
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三重塔
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三重塔の裏には雨宝堂
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石段を降りたところに、天狗堂
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観音堂への案内看板、きれいに塗り直されていました( *´艸`)
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西国の三十三観音奉安殿
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石段をさらに降りて、観音堂(重文)へ。
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唐門(国宝)は修復中です。

扉の彫刻は、間近で見ることができます。
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正面に賓頭盧さんが祀られていて、右奥に進むと
拝所があります。
お前立の千手千眼観世音菩薩さまの前で読経。  
ご真言は、「おん ばざら たらま きりく」

天井はずいぶんきれいに塗り直されています。
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観音堂から舟廊下(重文)を通って
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都久夫須麻神社(竹生島神社)(国宝)へ。
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市杵島姫大神・宇賀神・浅井姫命が祀られているそうです。
扉や長押などは黒漆塗りで、彫刻や平蒔絵が素晴らしいです(撮影禁止)

向かいには、断崖上の竜神拝所。
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かわらけ投げは行列になっていたので、今回はパス。
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天忍穂耳神社・大己貴神社
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白巳社
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宇賀神さまが祀られています。

江島神社・厳島神社
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舟廊下の下は懸け造りになっていて、横の道を下りると
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黒龍大神・黒龍姫大神
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都久夫須麻神社でいただいたご朱印です。
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こちらは竜神拝所でいただくのですが、二人以上おられる時しかご朱印はいただけないので要注意です。

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