車1台がやっと通れる、脱輪しそうな道を走って到着。
奥之院は「米尾山多聞院」というのが正式名称で、朝護孫子寺の塔頭寺院。
日本最初の毘沙門天出現の地といわれています。
手水場を使おうと、柄杓を持ち上げた瞬間、たくさんの蜂が飛び回りましたΣ(・ω・ノ)ノ!!
鐘楼
本堂
ご本尊は秘仏で、「汗かきの毘沙門天王」と呼ばれているそうです。
中で読経されている女性の声が聞こえました。
深沙堂
ご本尊は深沙大将様。脇侍に吉祥天女と黒耳天女が祀られています。
祇園牛頭天王を祀る祇園社
プレハブで作られた小屋の中に、真っ黒な木彫りの大寅!
「寅の年、寅の日、寅の刻に毘沙門天王さまは、この地に出現されました。
これにちなみ「寅」は縁起物とされております。
尊天さまのご真言をお唱えしながら大寅のからだに触れて、お力をお授かりください。
おん べいしら まんだや そわか」
このように書かれていたので、撫でながらご真言を。
さらに奥に進むと、不動堂がありました。
中央に不動明王様、脇侍は三宝荒神様と毘沙門天様。
木鼻の部分は、躍動的な龍です。
不動堂の隣には、左から禅賦師童子・多聞天王・吉祥天女。
不動明王様も。
入口近くまで戻ると
庫裡の扉が開いていました。
こちらで汗かき毘沙門天王さんのご朱印がいただけるそうなのですが
ひっそりと静かで、時間も遅いため、声をかけるのがはばかれました。
ご朱印は断念して帰途に就きました。
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