京都市西京区大原野にある西国三十三所第20番札所・善峯寺へ。
これまでの参拝は、2011年4月、2016年6月、2017年4月です。
駐車場(500円)に車を停めると、東門の内側だったので、いったん出て入り直しました。
石段を上ったところに、山門。
金剛力士像は運慶作(寺伝)とのこと♡
楼上のご本尊・文殊菩薩様(運慶作)と脇侍の二天は、文殊寺宝館に安置されています。
拝観料@500円を納めて、境内へ(開門は8時)。
境内のあちらこちらに、秋明菊(シュウメイギク)が咲いています。
石段を上って、手水舎で清めます。
立てられた竹の先から水が出るという、珍しい形です。
観音堂(本堂)
秘仏のご本尊様は、毎月第2日曜のご開帳。
初めて内陣まで入ることができました!
真ん中のお厨子に、仁弘法師作 ご本尊の千手観音様(像高178.8cm) 。
つい先日、作ったばかりの遠近両用メガネ、この時とばかりに取り出してかけてみると
千手観音様のお顔がとてもよく見え、微笑んでおられるように感じました(〃▽〃)
向かって右側に、源算上人作 脇本尊の千手観音様(像高174.5cm)。
左側のお厨子には、像高は70cmぐらいでしょうか。
とても美しい聖観音様がいらして、うっとりしました。
真ん中の厨子の周囲には、小さな二十八部衆も。
お守り納めどころの狛犬、かわいいんだなぁ~♡
本堂脇の、閼伽井の井戸。
仏前にお供えする水を汲む井戸で、長寿のご利益があるそうなので、少しいただきました。
左から、修行大師様・地蔵堂・大師堂。
真ん中の小祠・・・こんなところにも千手観音様が!
本堂と向かい合うように建っている休憩所の中に、賓頭盧さんと西国三十三所の観音様。
善峯寺境内は、とても広く約3万坪!
観音堂右手の石段を上って、鐘楼堂へ。
「冥加料 50円以上にお願い致します」という看板があるので、50円を納め
《厄除けの鐘》を撞きました。
護摩堂
色鮮やかな五大明王(不動・降三世・軍荼利・大威徳・金剛夜叉)が祀られていました。
絵馬奉納所となっている経堂
鉄眼版一切経が納められ
中国南北朝時代の僧・傅大士(ふだいし)が安置されています。
多宝塔(重文)
秘仏のご本尊は愛染明王です。
国の天然記念物、樹齢約600年以上、日本一の遊龍松。
平成6年、松くい虫の被害により、15m余り切断され、現在は全長37mとなっています。
開山堂(正面からの写真が撮れず、左サイドより)
源算上人のご廟所で、117歳の尊像が祠られています。
懸け造りのお堂には、幸福地蔵さま。
鎮守社の十三仏堂と
弁財天堂・毘沙門堂・護法堂
石段を上って、釈迦堂へ。
内々陣まで入って、ご本尊の石造 釈迦如来様(源算上人作)をすぐ目の前で拝むことができました。
両手で合掌された とても珍しい御姿。
腰痛神経痛に霊験あらたかなお釈迦さまとして信仰されているそうです。
ここから奥之院へ続く急坂。
稲荷社
薬師堂
金色で色鮮やかな装飾のあるお厨子に、出世薬師如来さまが安置されています。
脇侍の日光・月光菩薩さまは、ちょっとポッチャリ( *´艸`)
小さな十二神将さんも、とても色鮮やかです。
モリアオガエルが棲む青蓮の滝
奥之院から下りてきました。
阿弥陀堂は改修工事中。
平成31年12月ごろ完成予定だそうです。
書院の壁。月の模様がいいですね。
本坊
このあたりは、ひっそりとしていて、とてもいい雰囲気。
駐車場から見た文珠寺宝館。
阿弥陀堂の阿弥陀如来様は現在、こちらに安置されているそうです。
4・5・6・10・11月の土・日・祝のみ開館(無料)されます。← 帰ってから調べてわかりました。
わっ。
開館されていることに気がつがず、拝観せずに帰ってしまいましたΣ(゚д゚lll)ガーン
相方がいただいたご朱印と
私がいただいた重ね印です。
紅葉の季節に行ってみたいけれど、大渋滞を覚悟しないといけないんだろうなぁ。。。
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