滋賀県大津市の比叡山延暦寺へ。
これまでの参拝は、2012年4月、2013年1月、2015年8月、2016年7月、2017年1月で
比叡山へは、延暦寺への参拝だけではなく、ボーイスカウトで数回、登っています。
2006年2月、2007年1月、2007年2月。
新西国三十三箇所第18番札所・西国四十九薬師霊場第49番札所。
今日は『第24回 比叡山スタンプラリー』に参加です。
延暦寺という名のお寺があるわけではなく、
標高848mの比叡山全域が、延暦寺です。
「東塔(とうどう)」「西塔(さいとう)」「横川(よかわ)」というエリアに分かれています。
まずは東塔エリア。
受付で巡拝拝観券@1200円を購入すると、当日中はこの券で3つのエリアの参拝と
国寶館の拝観ができます。
受付を入ってすぐにある国寶館へ。
『伝教大師1200年大遠忌記念 至宝展』が11月30日まで公開されています。
エントランスは撮影OK!
釈迦如来様と
不動明王様です。
1・2階の展示室には、通常非公開の素晴らしい仏像がずらり。
重文の不動明王二童子像(鎌倉時代)は、二童子が珍しく座っていて
コンガラさんは愛らしいし、セイタカさんは怖~い。
片目を閉じた不動明王像がたくさん祀られている中で、
「弘法大師様不動明王」と記されたお不動さんが。
弘法大師さまは両目を開けたお不動さんを伝えられたんです。
鐘楼で「開運の鐘」を突き(一打50円)
大講堂(重文)へ。
大日如来様は黄金色で、ツヤツヤとされています。
延暦寺は最澄こと伝教大師さまが建立され
真言宗以外の開祖がみなさん修行された地で、
外陣の上方には、開祖の方々の肖像画が掛けられています。
真言宗以外…なので、弘法大師様はおられません。
延暦寺では、12の御朱印をいただくことができますが、主要なところだけいただきました。
大講堂の御朱印は「大日如来」
三面出世大黒天が祀られている大黒堂
文殊楼
楼上には、とても色鮮やかな獅子に乗った文殊菩薩様が祀られています。
根本中堂(国宝)へ。
平成28年から、約10年をかけて大改修工事が行われています。
今年の7月、中庭に「修学ステージ」が完成しました。
廻廊の屋根は、とち葺きで厚さ2.4cm、長さ30cmの板を、8.5cmずつずらして止めています。
屋根を上から見下ろせるなんて、なかなか貴重な体験です。
こんな至近距離で観ることができて、感動です!
工事中も、外陣・中陣に入って、参拝が可能。
内陣は、中陣より3m低くなっていて、のぞき込むと冷気を感じるほど。
ご本尊のお前立、薬師如来様は、ほぼ私たちの目線の高さに安置されています。
根本中堂の御朱印は、萬拝堂でいただきました。
戒壇院(重文)
阿弥陀堂
丈六の阿弥陀如来様が祀られています。
法華総持院・東塔
胎蔵界の五智如来(大日・阿閦・宝生・阿弥陀・釈迦如来)が祀られていました。
東塔エリアから横川エリアに行く途中、峰道レストランにて
スタンプラリーのスタンプと、ランチをいただきました。
比叡そば定食@1500です。
ここから見える景色がいい感じ♪
車を横川エリアに移動。
龍ケ池弁財天
横川中堂
ご本尊は聖観音様。
脇侍は毘沙門天さまと不動明王様です。
西国三十三所の石仏様が、道なりに並んでいます。
鐘楼で鐘をつきました。
恵心堂(非公開)
阿弥陀如来さまが安置されています。
元三大師堂(四季講堂)
手水場
柄杓に細い竹が使われているのは珍しい。
ご本尊の元三大師様は、暗くてよく見えませんでした。
いただいた御朱印です。
元三大師御廟
根本如法塔
西塔エリアに車を移動しました。
浄土院(伝教大師様の御廟)
椿堂
にない堂(常行堂・法華堂)(重文)
全く同じ形のお堂が2棟、渡り廊下でつながっています。
常行堂
法華堂
苔のじゅうたんがいいですね~。
写生をしている方がたくさんおられました。
恵亮堂
鐘楼
釈迦堂こと転法輪堂(重文)
ご本尊は釈迦如来様。
左右の厨子の中に、元三大師様と文殊菩薩様が祀られています。
釈迦堂でいただいた御朱印です。
スタンプラリー、無事に制覇できました(〃▽〃)
景品が、めっちゃいいんです♪
相方は湯呑みを、私はアルミボトルをいただきました。
どちらも比叡山のオリジナルd(-ω☆) グッ!!
本日の歩数 14931歩・歩いた距離 9.9km・上った階数 57階
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