奈良市般若寺町の西国四十九薬師霊場第3番札所・法性山 般若寺へ。
楼門(国宝)
ここからは入れません。
駐車場に車を停め(通常は無料。コスモス期のみ@500円)
拝観受付にて@500円を納め、境内へ。
一歩入ると、まるでお花畑♡
約15万本30種類のコスモスが咲き乱れています。
境内図です。
カンマン石(カンマンとは、不動明王様を象徴する梵字)
この石の突起部にお腹や背中を押しあてると、健康が増進するそうです。
石の上に、小さな不動明王様が( *´艸`)
鐘楼
楼門の内側に近づき、上を見上げると、小さな毘沙門天さまが祀られていました。
本堂前には、水掛地蔵尊と手水石船
本堂へ。
ご本尊の文殊菩薩様(重文)は、もとは経蔵の秘仏本尊だったそうですが
本堂再建とともに、本堂に安置されることになったそうです。
獅子の上に、結跏趺坐で座られていて、衣の截金細工がとても鮮やかで美しいです。
頭上に束ねた髪(もとどり)が8つの「八髻(はちけい)文殊」です。
もともとのご本尊、薬師如来様(重文)は、奈良国立博物館に寄託されています。
向かって右側には、弘法大使様と、不動明王様が祀られており
不動明王様の背後の炎が、前まで巻き込むような激しいものなのが印象的でした。
文殊菩薩様なりきりグッズが置かれていたので・・・
経蔵(重文)
薄暗い奥の方に十一面観音様が祀られていて、ギロリと眼が光り、少し怖い(^-^;
十三重石塔(重文)
高さ12.6メートル。
初重軸部の東西南北に、薬師・釈迦・阿弥陀・弥勒の四方仏が刻まれています。
この石塔の5重目から、後述する阿弥陀如来様と三尊がみつかったそうです。
石塔薬師様
三十三所観音石像
西国の観音様たち、コスモスにかこまれて、なんだかかわいい♡
鎮守社は、荒れ果てた雰囲気Σ( ̄ロ ̄lll)ガーン
鎌倉時代に作られた笠塔婆
秘仏公開の宝蔵堂へは、この門をくぐって
銅鑼を叩くと、引き戸を開けて下さいました。
拝観料@200円を納めて、中へ。
9月20日から11月11日まで、秘仏特別公開です。
昭和の大修理(1964年)の際に、十三重石塔の五重目から出現した阿弥陀如来様(重文)は
白鳳時代の作で、とても手が大きいです。
この阿弥陀如来様の蓮台の中から発見された、とても小さな地蔵菩薩・大日如来・十一面観音様(いずれも重文)も拝見することができました。
ショーケースのようなところに祀られ、細部まで見えるように、虫眼鏡を置いて下さっています。
特に地蔵菩薩様は、10cm弱のとても小さなお姿で、衣には細かな截金細工。
お見事!!としか言いようがないです。
散華をご自由にお持ち帰り下さいと書かれていたので、二ついただきました(〃▽〃)
いただいた御朱印です。
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