京都府木津川市の覆養山 現光寺へ。
さきほど参拝した海住山寺の鐘楼堂に、こんな張り紙をみつけたのです!
現光寺は無人のお寺につき通常は非公開ですが、管理をされている海住山寺に電話で予約をすれば、
10名以上から拝観が可能です。
特別公開中はボランティアの方が常駐されているので、予約不要で拝観できるとのこと。
さっそく行ってみました(〃▽〃)
とても細い道を入り、土蔵の建つ駐車場に車を停めました。
鐘楼には鐘がありません(T_T)
本堂(中には入れません)
手挟(たばさみ)の彫刻が見事です。
「弘法大師」と書かれた表札のようなものが・・・
お大師様が祀られているのかどうかは、確かめられませんでした。
収蔵庫の横にテントを張って、ボランティアの方が受付をされていました。
拝観料@500円を納め、収蔵庫内へ。
一歩入ると、その先に金色に輝く坐像の十一面観音様(重文)が!!
座られている十一面観音様というのは珍しく、そのお姿はとても美しい。。。
背中のラインなどは、円成寺の大日如来様とよく似たプロポーションです。
中にもボランティアの方がおられ、詳しく説明して下さいました。
地域の人の浄財などによって、この立派な収蔵庫が作られたそうで
昨年は約2週間、十一面観音様の周囲に、奈良博に寄託されている四天王像も里帰りされて公開されたそうです。
今年の特別開帳は、5月の1日と10月の27・28日だけだそうです。
十一面観音様は鎌倉時代に慶派の仏師により作られたとのことで、やっぱり!と納得。
向かって右側には、小さな聖観音坐像も祀られていました。
書き置きの御朱印をいただきました。
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