奈良県吉野町、吉野山にある世界遺産の国軸山 金峯山寺へ。
神仏霊場巡拝の道第39番。
吉野山観光駐車場に車を停めると(11月の土日は@1000円)こんな景色(〃▽〃)
まずは下千本エリア(緑色で囲んだところ)
中千本エリアの金峯山寺まで約15分ほど歩きます。
赤い橋を渡り
黒門(総門)をくぐり
重文の銅鳥居(かねのとりい)
俗界と聖地の境界を象徴する「発心門」の扁額
銅鳥居のそばに、行者堂がありました。
もう少し歩くと、二王門(国宝)
今年から10年かけて大修理が行われます。
康成作の金剛力士立像 2躯(重文)は、像高が約5m。
かなり大きい!
二王門を内側より
本堂は南向き、二王門は背を向けるように北向きに建っています。
熊野から吉野へ(南から北へ)向かう巡礼者と、吉野から熊野へ(北から南へ)向かう巡礼者の双方に配慮したためだそうです。
いよいよ本堂(国宝)へ。
拝観料@1000円を納めると、木札と靴を入れて持ち歩くエコバッグがをいただきました。
真ん中の大きな提灯は「蔵王堂」、左右の縦長の提灯には「岩」の文字。
本堂の高さは34m、奥行と幅はともに36m。東大寺大仏殿に次ぐ大きさです。
外陣に入ると、原木の形を活かした柱が使われていて、宮島の厳島神社を思い出しました。
平成30年秋期 国宝仁王門大修理勧進 秘仏ご本尊特別御開帳(11月3日~30日)
内陣には今まで見たことがないような巨大な厨子の中に
3体の蔵王権現様(重文)が!!
像高は中尊像が728cm、向かって右の像が615cm、左の像が592cm。
青色の肌に、截金細工で鮮やかな模様の描かれた衣を身に着け
とても怖い形相で、右手と右足を上げておられます。
ものすごい迫力で、泣いている小さな子もいました。
それぞれの像の前に、腰高あたりまで障子で覆われた簡易個室のようなものがあり
相方と二人で、3ヶ所とも入らせていただき、それぞれの蔵王権現様とご縁を結ばせていただきました。
ここには「蔵王権現様への手紙」を書かかれて、受取人負担の郵便で送れるハガキが置いてあり
一人一枚いただいていいと書かれていたので、持ち帰りました。
何を書くか、試案中。。。
本堂の外陣には、秘仏のご本尊よりも年代の古い蔵王権現様(像高459cm)
聖徳太子立像などが祀られていました。
本堂とは屋根が続いている蔵王権現本地堂に行くと
金色の弥勒菩薩・釈迦如来・千手観音様が祀られていました。
さきほど本堂で拝ませていただいた蔵王権現の3体は
実は弥勒菩薩・釈迦如来・千手観音様の化身だそうです。
松田大児さんの絵画展が催されていました。
本堂を出て観音堂へ。
聖観音様でしょうか。
愛染明王様が祀られている愛染堂
愛染堂の脇には、なぜか船が・・・
久富大明神
吉富稲荷大明神
導之稲荷社
神楽殿
天満宮
装飾模様がとても素敵でしたた♡
金峯山寺でいただいた御朱印は2種類。
通常のものと
特別開帳記念の御朱印@500
石段を降りた先に、不動窟
南朝妙法殿
仏舎利宝殿がありました。
さー、ここから450段下って脳天大神へ向かいます(^_^;)
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