11月10日~25日まで、秋の内陣特別公開です。
手水場かと思いきや、井戸でした。
本堂へ
拝観受付のある外陣の部分は、近年 付け足された建物で
奥に大きな本堂が続いています。
拝観料は通常無料で、ご本尊の御姿も拝見できます。
でも! 年に2回の内陣特別公開@500円は、ご本尊の足元のすぐ近くまで入らせていただき
後陣にも入らせていただけます。
ご住職が説明をして下さいました。
防火カーテンをつけているので、光背が全部見えるのは、特別公開の時だけだそうです。
丈六の釈迦如来様(重文)は、運慶・湛慶(運慶の長男)の合作で
身の丈は約5.4m、台座から光背を含めた総高は約10m。
金泥仕上げで、極彩色の袈裟が美しい。
爪が長く伸びているのが特徴的です。
仏様が作られたのは鎌倉時代ですが、首元の血糊は、江戸時代についたもの。
後水尾天皇が即位争いに巻き込まれ、寝首を掻かれそうになった時に、身代りになったためだそうです。
後陣左の脇壇には、不動明王様。踏み下げた左足の裏が見える珍しいお姿です。
百万遍数珠がご本尊様の裏側に置かれ、大きな玉には仏様の彫刻がありました。
右の脇壇には弘法大師様と、開山・曇照忍律上人坐像(重文)が祀られています。
内陣の入口近くには、蓮の花の台座に座られた小さな文殊菩薩様も安置されていました。
本堂を出て、向かいの建物(庫裡?)には
風流な電話とつくばい。
本坊の玄関には生け花
泉山融通弁財天
弁天堂としては大きなもので、外陣に入ることができます。
伝教大師作の泉山融通弁財天様は秘仏で、年に2回(成人の日と11/3)にご開帳されるそうです。
参拝記念にいただいた散華と

御朱印です。

(お寺のパンフレットは、@100円で購入)
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