神戸市灘区の新西国三十三箇所第22番・西国愛染十七霊場第4番・摂津国八十八所第88番・関西花の寺二十五霊場第10番札所、佛母摩耶山 忉利天上寺(とうりてんじょうじ) ※摩耶山天上寺
摩耶夫人(お釈迦様の生母)をご本尊とする日本唯一のお寺です。
掬星台駐車場@500に車を停めました。
石段を上った先に
西山門
漱水舎
龍がこんなふうに立ち上がっているのは珍しい♡
漱水舎の向かい側に、天竺堂
インドより贈られたという総大理石の摩耶夫人像が祀られていて
ガラス越しに拝顔できました。
赤ちゃんを抱いた優しい笑顔の、真っ白な像でした。
石段を上っていく途中で
黒猫と会いました(〃▽〃)
拝観料を納める白い箱に、志納(こういうとき、金額に迷います)。
「花山天皇勅願所」と「正親町天皇勅願所」の石碑があり
門を抜けると、広々とした伽藍が広がっていました。
鐘楼(鐘はつけません)
摩耶創生之庭
まずは本堂へ。
別の角度から
本堂前には、仙人来朝之庭
本堂内へ
内陣には、色鮮やかな仏様がずらりと祀られています。
神戸十三佛霊場会のサイトに、写真が掲載されているのでぜひ。
手前の中央は愛染明王様。左右に摩耶夫人像と不動明王様。
その後ろ、一列に並んでいるのは、等身大の七観音様。
千手観音・馬頭観音・十一面観音・聖観音・如意輪観音・准胝観音・不空羂索観音かと。
ご本尊はお釈迦様が感成されたといわれる約6cmの黄金の十一面観音さまで、
脇侍の毘沙門天、不動明王様とともに、後方のお厨子の中に安置されています。
2019年5月1日~15日と、8月1日~15日に、33年ぶりに御開帳されるそうです。
外陣の入口付近には、弘法大師様、釈迦如来様、大黒天、恵比寿さんが。
標高702m、天空の大舞台からは、明石海峡大橋や淡路島、瀬戸内海がきれいに見えました。こんな写真では伝わらないけど(^_^;)
おめでた蛙さま
なでると、子や孫が健やかに育つとのことで、しっかりナデナデしてきました。
法道仙人石像
一願地蔵堂
願いがかなって納められたお地蔵さまが、ずらり。
密教学講伝所
ガラス越しに見えたのは、建物の向こう側の不動明王様。
釈亭権現社
摩耶夫人堂
扉を開けて向拝より、内陣に祀られている極彩色の摩耶夫人と、脇侍の梵天・帝釈天様を拝ませていただきました。
摩耶夫人の左脇腹には、赤ちゃん(お釈迦様)が。
金輪堂
こちらも中に入らせていただきました。
正面に黄金色の一字金輪様が祀られています。
一字金輪様は星供(星祭り)の主導で厄除けの最尊最勝の仏様だそうです。
左の部屋(授戒堂)に四面大日如来様と八日大師様&奥之院の弘法大師様。
出山の釈迦と仏足石
弘法大師 活眼石
いただいた御朱印です。
これにて、新西国三十三箇所霊場めぐりは、結願(満願)です。
専用の御朱印帳ではありませんでしたし、新西国ではなくご本尊の御朱印でいただくことが多かったので
満願という達成感はありませんが、近畿二府四県の38ヶ寺(うち客番5ヶ寺)は印象深いお寺が多かったです。
寺名をクリックで、そのお寺の日記に飛びます。
第1番 大阪市天王寺区 四天王寺
客 番 大阪市天王寺区 清水寺
第2番 大阪市北区 太融寺
第3番 大阪市北区 鶴満寺
第4番 大阪府貝塚市 水間寺
第5番 和歌山県川辺町 道成寺
第6番 和歌山県高野町 宝亀院
第7番 大阪府河内長野市 金剛寺
客 番 大阪府河内長野市 観心寺
第8番 大阪府太子町 西方院
客 番 大阪府太子町 叡福寺
第9番 奈良県明日香村 飛鳥寺
第10番 奈良県明日香村 橘寺
第11番 奈良県當麻町 當麻寺
第12番 大阪府豊中市 萩の寺
第13番 兵庫県川西市 満願寺
客 番 大阪府高槻市 安岡寺
第14番 大阪府高槻市 神峯山寺
第15番 京都市中京区 誓願寺
第16番 京都市上京区 千本釈迦堂
第17番 京都府長岡京市 楊谷寺
第18番 大津市阪本本町 延暦寺横川中堂
第19番 京都市左京区 鞍馬寺
第20番 滋賀県大津市 立木山寺
第21番 兵庫県西宮市 神呪寺
第22番 神戸市灘区 天上寺
第23番 神戸市北区 能福寺
第24番 神戸市須磨区 須磨寺
第25番 神戸市西区 太山寺
第26番 兵庫県三木市 伽耶院
第27番 兵庫県加古川市 鶴林寺
第28番 兵庫県滝野町 光明寺
客 番 兵庫県小野市 浄土寺
第29番 兵庫県加西市 酒見寺
第30番 兵庫県福崎町 金剛城寺
第31番 兵庫県赤穂市 花岳寺
第32番 兵庫県太子町 斑鳩寺
第33番 兵庫県佐用町 瑠璃寺
本日の歩数 7345歩・歩いた距離 5.1km・上った階数 17階
この記事へのコメント