十一面観音様にうっとり・額安寺

奈良県大和郡山市にある、熊凝山 額安寺(かくあんじ)へ。
正面の門前に車を駐め、
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西側の入口へと回りました。
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とても新しい印象ですが、お寺の創建は621年だそうです。
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こちらの左手にある拝観受付にて、100円を納めます。
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門を通ると、ファミマの音楽が流れました(〃▽〃)

まずは手水場
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本堂内へ
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本堂の扉を開けて下さると、中央の厨子に向かって光が差し込み、まるでスボットライトのよう。
「いい季節のいい時間にお越しになられました」と言っていただきました。
お厨子は開かれ、十一面観音様を間近で拝顔させていただくことができました。
室町時代に作られ、色白でとても女性っぽい。顔が大きめというか下膨れな印象を受けました。
衣の彩色が鮮やかで、重要文化財の指定を受けていないのが不思議。
脇侍には、吉祥天と梵天。
こちらは截金細工がとても美しく残っています。
梵天さんは首が右にずれているようで、修復が必要な感じがしました。

厨子に向かって左側には、黄金色の弘法大師様と愛染明王様と阿弥陀三尊像。
少し小ぶりながら、とても美しい阿弥陀三尊像でした。
厨子に向かって右側は、不動明王様。
「大師様(だいしよう)」とされる、平安初期に作られた両目を開いて牙も左右ともに小さく下向きのお姿です。
(よく見かけるお不動さんは、右目を見開き、左目を細め、右の牙を上、左の牙を下に向けている「十九観」)

本堂を別の角度から
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本堂の隣には客殿があり
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イベントなどはこちらで行われるようです。

宝篋印塔
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鎌倉時代の叡尊の弟子・慈真和尚がお母様のために作ったものと伝えられています。

鍵が締まっていましたが、収蔵庫が二つ。
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忍性菩薩骨臓器(重文)が収蔵されているかと思われ。

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こちらは「虚空蔵堂」なので、以前は乾漆虚空蔵菩薩半跏像(重文)が祀られていたのでしょう。
2015年に文化庁が購入されたとのことで
奈良の国立博物館に寄託されるのでしょうか。。。

納骨堂
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帰ってからわかったことですが、
こちらのお寺から徒歩5分ほどのところに、鎌倉五輪塔(重文)があったそうです。
予習が必要ですね(^_^;)

いただいた御朱印です。
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