長野県松本市の金峯山 牛伏寺(ごふくじ)へ。
756年の創建で、寺伝では聖徳太子様が42歳の時に、自ら刻んだ観音像をご本尊として鉢伏山に安置したのが始まりだそう。
石柱門があり、ここから歩いて登っていくこともできますが・・・
さらに車で4分ほど山道を移動。
駐車場のそばに、牛堂
格子戸越しに、阿弥陀如来様が拝顔できました。
両脇に赤黒2頭の牛の像も安置されているそうですが、そこまでは見えません。
楊貴妃の菩提を弔うために、唐からもたらされた大般若経600巻を
善光寺へ奉納する途中、経典を運んでいた2頭の牛が倒れました。
それはこのお寺の十一面観音様の霊力によるものと、経典をこちらにおさめ
2頭の牛を祀ったのだそうです。
こんな門をくぐり、石段を上ると
山門(四脚門)があります。
門の手前、振り返ると鐘楼がありました(撞けません)。
門をくぐると、本坊(旧庫裡)
如意輪堂(方丈)
茅葺の大きな屋根が印象的です。
多宝塔を安置した大壇の向こう側、お厨子の中の如意輪観音様はライトアップされているので
遠くではありますが、拝顔することができました。
平成19年に再建された惣門
龍の蛙股は、約300年前のものだそうです。
狛牛が2頭。
仁王門
迫力ある金剛力士像
仁王門をくぐって右側に進み、石段を上り、鐘楼で鐘を撞きました。
この柱は「四方転び」というそうです。
龍の天井画
聖徳太子堂
ここから見る観音堂の屋根がすごい!
観音堂へ
唐破風も棟鬼飾りも、重厚感ありますね!
手挟が4本です。
入口と書かれた扉を開けて、内陣へ。
中央の須弥壇に十一面観音様が祀られ、左の部屋には大黒天様、右には弁財天様が。
弁天堂
小さな弁天さんが2体(立像と座像)祀られているのが見えました。
宝物殿
正月と縁日(1月13~14日)だけ公開されるそうです。
極彩色の宮殿の中に、秘仏の十一面観音様(重文)が祀られていて、33年に一度、御開帳されるそうです。
2017年年4月23日~5月28日に御開帳の予定をされていましたが、延期されたそうで
いつ御開帳されるのか、今のところ不明です。
脇侍の不動明王様と、毘沙門天様や、釈迦三尊像、薬師如来様、大威徳明王様などの重要文化財の仏様が
たくさん安置されているそうです。
修行大師様
本坊は、ちょっと神社っぽい雰囲気ですね。
いただいた御朱印です。
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