長野県小布施町にある、画狂人葛飾北斎の肉筆画美術館・北斎館へ。
入館料は大人1000円(JAF割引で900円)、駐車場は400円です。
企画展は「アッと驚く 読本挿絵の世界」
受付を入り
スタンプがたくさん置かれていたので、入場券の裏に押して
まずは一番奥にある映像ホールにて「小布施と北斎」、「ジャポニスムと北斎」の映像を見ました。
1760年生まれの北斎は、身長が180cmあったそうです。
平均寿命が50歳だった時代に、数えの83歳で 東京から小布施までの260kmを歩いて移動し、
小布施で3年間を過ごされたときに、肉筆画をたくさん描かれています。
晩年の北斎は、こたつ布団をかぶって床の上で絵を描くというスタイルだったそうです。
この【北斎館】は、北斎が80歳を超えてから描かれたという、肉筆画に特化された美術館。
企画展示室では、「アッと驚く 読本挿絵の世界」と題して
江戸時代後期に流行した読本の中から、怪談や奇談の世界が描かれた3つの読本が紹介されていました。
絵が細かすぎて、老眼鏡不携帯だった私には、あまりよく見えず(^_^;)
次の二つの肉筆展示室には、掛軸や額装などの肉筆画がたくさん展示されていました。
そのときの署名がおもしろい。
北斎は生涯に93回の引っ越しをしたとされますが、号(ペンネームのようなもの)も30回は変えたとされており、
画の隅に書かれた署名は「元北斎卍」や「画狂老人卍」「八十八卍」など・・・
最後の祭屋台展示室は圧巻でした。
二基の大きな祭屋台が展示されており、天井画を北斎が手掛けたのですが
東町祭屋台の「龍」と「鳳凰」、上町祭屋台の「男浪」と「女浪」
どちらもとても迫力がありり、いつまでも見飽きません。
ミュージアムショップでは、相方がこんなTシャツを購入していました。
小布施には、北斎が肉筆で天井画を描いたお寺があるとのことなので
さっそく行ってみることに。
この記事へのコメント