長野県青木村の一乗山 大法寺へ。
境内図
石段を上ると
本堂があります。
中には入れませんが、隙間から遠くの方に金色に輝く釈迦如来坐像が見えました。
石造りの小さな祠
こういう小祠は珍しいですね!
参道には、石仏の羅漢様
信者の方が寄進されたものです。
ここから先の拝観は、拝観料300円が必要です。
1333年に建立された三重塔(国宝)
遍照と書かれているのかな?
大日如来様が祀られているそうです。
何度も振り返って観るため、「見返りの塔」と呼ばれるだけあって
とても美しいシルエット。
観音堂の内拝は、事前予約が必要なのですが
受付で尋ねてみると、拝観案内して下さるとのこと。
さらに700円を納め、観音堂へ。
横から見た観音堂
中央に厨子及び須弥壇(どちらも重文)があります。
厨子は放射状に垂木が伸びている唐様の珍しい造り。
厨子の屋根の両端には、日本最古といわれるシャチホコが乗っています。
須弥壇も途中がくびれた唐様の造りです。
以前はこの厨子内に安置されていたご本尊様は、厨子の背後に。
厨子の中だと、お顔が拝見できないので、外に出されたのだとか。
十一面観音様(重文)です。
脇侍は普賢菩薩立像(重文)と文殊菩薩立像。
十一面観音様と普賢菩薩様は、桂の一木造で、平安時代に作られたもの。
目をつむっているのは、開眼の一歩手前を表しているそうです。
普賢菩薩様も文殊菩薩様も立像なので、「象や獅子に乗っておられないのですね」と尋ねると
「もしかしたら普賢菩薩ではないかも?という説もあります」とのことでした。
いただいた御朱印です。
この記事へのコメント